
「キングジミーヘンジをもっと使いこなしたい」という人のために、この記事では現場で結果を出している実践的なセッティング例と操作のコツを詳しく解説します。
ノーシンカー、ネイルシンカー、ショートリーダーDSなどのリグ別攻略に加え、動かす“間”と“レンジ”の使い分け方まで掘り下げます。
フィールド別の具体的アプローチを理解すれば、今日からキングジミーヘンジで確実に釣果を伸ばせるはずです。
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目次
- キングジミーヘンジとは(無印との違い)
- スペック・素材・構造
- 推奨タックル(ロッド・リール・ライン)
- セッティング例(リグ別)
- 基本アクション(操作のコツ)
- 状況別攻略パターン
- よくある疑問と注意点
- まとめ
キングジミーヘンジとは(無印との違い)
キングジミーヘンジは、ジャッカルの「ジミーヘンジ」シリーズにおける大型・高比重寄りのパワーバージョンです。自重が約10.5gと扱いやすく、ノーシンカーでも飛距離と操作性を両立できるのが大きな特徴。無印ジミーヘンジよりも水押し・存在感・レンジキープ力に優れ、カバー撃ちや風・流れのある状況下で真価を発揮します。
開発意図は「動かして止める」を繰り返すことで、見切りがちなバスにスイッチを入れるリアクションを生み出すこと。ゆっくり動かすだけでは喰わない状況でこそ、キングの存在感が効きます。
スペック・素材・構造
- 自重:約10.5g(ノーシンカーでも扱いやすい重量)
- 入数:2本入り
- 素材:塩入りエラストマー(高弾性・高耐久。異種ワームと長時間接触させない)
- フロント:ポッパーカップ形状で水押しとキレのあるレスポンスを両立
- レッグ:太腕+細腕の2タイプ。フォール中やステイ中に微振動を生む
- ガイドホール:ネイルシンカー対応の上下2箇所(非貫通)
- 推奨フック:スクイーズ 3/0、スクイーズ メタルガード 3/0
- トーナメント対応:Feco認定(JB/NBC可)
軽い入力でも変化が出るボディ設計。ポッパーカップとレッグ構造の相乗効果で、「動かす→止める」のリズムをつけるだけで生命感ある波動を演出します。
推奨タックル(ロッド・リール・ライン)
- ロッド:ベイト M~MHクラス(6’4″〜6’8″)/スピニングなら ML〜M
- リール:ベイト=ノーマル~ハイギア、スピニング=2500~3000番
- ライン:ベイト=フロロ10~14lb/スピニング=PE0.6〜0.8号+フロロ6〜8lbリーダー
自重があるためベイトタックルでも快適に扱え、スピニングでは軽快なレンジコントロールが可能です。トゥイッチで動かす釣りには、やや張りのあるチューブラーティップがおすすめ。
セッティング例(リグ別)

① ノーシンカー(基本セッティング)
スクイーズ 3/0を使用。カバー際やオーバーハング下にスキッピングで入れ、トゥイッチとポーズの緩急で食わせます。最も自然なアプローチが可能。
② ネイルシンカー挿入
0.6〜1.3gのネイルをガイドホールへ。フォールスピードとレンジを調整しやすく、風や流れのある状況で安定します。
③ ショートリーダーダウンショット
リーダー長は約2cm。ボトム付近で“吊るす”ようにステイでき、レイダウンや立木などピンに留めたい場面に最適。
刺し方のポイント:フロントカップ内の突起横から刺して、カップエッジに沿って抜くと、フック姿勢が安定し動きも自然になります。
基本アクション(操作のコツ)
- トゥイッチ&ポーズ:「チョン、チョン、止め」。止めで喰う場面が多い。
- フォールアクション:ネイルありで姿勢安定。レッグが自然に揺れてリアクション誘発。
- ズル引き/ただ巻き:テンポよく引いてから止める。動→静の切り替えで違和感を出す。
大事なのは「止める勇気」。動かしすぎず、ルアーの自発的な動きを信じて間を取ることで、よりナチュラルにバイトが出ます。
状況別攻略パターン
- カバー撃ち:ノーシンカーでスキッピング→ポーズ長め。オーバーハングの奥で吊るす。
- 風・流れ:ネイル入りでレンジキープ。フォール後に止める時間を長く取ると効果的。
- ボトムストラクチャー:ショートリーダーDS。シンカーで固定し、微シェイクで誘う。
- クリアウォーター:細糸スピニングで距離を取り、ナチュラルカラーで弱めの動きを意識。
どのシチュエーションでも「動かして止める」が共通キーワード。状況に応じてリグと間を変えることで、見慣れた魚にも新しいリアクションを与えられます。
よくある疑問と注意点
- 無印との違い:キングは強波動&カバー対応、無印は喰わせ特化。状況で使い分け。
- 保管方法:塩入りエラストマーは他ワームと接触NG。ブリスターのまま保存。
- フック:スクイーズ3/0がベース。濃いカバーではメタルガードで安定感UP。
- 着色:先端のみの軽いマーカーは可。全面塗布は劣化の恐れあり。
特に素材面の扱いに注意。柔軟で強い反面、他素材に弱いためケース内の接触管理を徹底しましょう。
まとめ
キングジミーヘンジは、10.5gの扱いやすい重量とカップ+レッグの強波動設計により、カバー攻略からミドルレンジの見せ釣りまで幅広く対応します。
まずはノーシンカー+スクイーズ3/0でトゥイッチ&ポーズを基本に、ネイルシンカーで深度調整、ショートDSでピン狙いと、状況に応じて使い分けることで一年中活躍するルアーです。




