
歴代メタニウムシリーズ全機種スペック表一覧!DC・シャローエディションを含む歴代モデルの特徴や違いを徹底解説
軽量で扱いやすく、巻物からワーミングまで幅広く対応できるシマノの人気ベイトリール「メタニウム」。
1992年に初代モデルとなる92バンタムスコーピオンメタニウムXTが登場して以来、マグネシウムボディ、DCブレーキ、MGLスプール、コアソリッドボディなど、その時代を代表する技術を採用しながら進化を続けてきました。
歴代モデルには、赤メタ・銀メタの愛称で知られる初期モデルをはじめ、軽量化を進めたメタニウムMg、電子制御ブレーキを搭載したメタニウムDC、軽量ルアーへ対応しやすいシャローエディションなど、特徴の異なるさまざまな機種が存在します。
この記事では、歴代メタニウムシリーズとメタニウムDCシリーズについて、型落ちした旧型モデルも含め、以下のスペックを一覧でまとめました。
- ギア比
- 最大ドラグ力
- 自重
- スプール径・スプール幅
- ナイロンラインの糸巻量
- 最大巻上長
- ハンドル長
- ベアリング数
- 発売当時のメーカー希望小売価格
さらに、各モデルの特徴や世代ごとの違い、現行モデルの選び方、中古で購入するときの注意点についても詳しく解説します。
「歴代メタニウムの違いを知りたい」「通常モデルとDCはどちらがおすすめ?」「中古で狙うならどのモデルが使いやすい?」という方は、ぜひ参考にしてください。
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※旧型モデルのスペックや価格は、発売当時の情報を中心に掲載しています。中古品は使用状況やメンテナンス状態、付属品の有無によって性能や販売価格が異なります。
メタニウムとは?
メタニウムは、シマノのロープロファイルベイトリールの中でも、軽さ・剛性・キャスト性能・巻き心地のバランスを重視したバーサタイルシリーズです。
クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物、高比重ノーシンカー、フリーリグ、ラバージグ、テキサスリグなど、バスフィッシングで使用頻度の高いルアーを幅広く扱えます。
アンタレスのように遠投性能や上質な巻き心地へ大きく振り切ったモデルでも、バンタムのように重量級ルアーや高負荷時の剛性を最優先したモデルでもありません。
さまざまな釣りを1台でこなしやすい絶妙なバランスが、メタニウムシリーズ最大の魅力です。
近年のモデルでは、軽量なマグネシウムボディや低慣性スプールを採用しながら、ボディ剛性やギアの耐久性も強化されています。
おかっぱりで持ち歩くタックル数を減らしたい方から、ボートで複数の釣りをテンポよく切り替えたい方まで、幅広いアングラーに使いやすいシリーズです。
メタニウム・アンタレス・バンタムの違い
シマノのベイトリールには複数の上位シリーズがありますが、メタニウム・アンタレス・バンタムでは重視されている性能が異なります。
| シリーズ | 主な特徴 | 得意な釣り | おすすめする人 |
|---|---|---|---|
| アンタレス | 遠投性能と上質な巻き心地を重視 | 巻物の遠投・広いエリアのサーチ | 飛距離と所有感を重視する方 |
| メタニウム | 軽さ・剛性・汎用性のバランス | 巻物・撃ち物・操作系ルアー全般 | 1台で幅広い釣りをしたい方 |
| バンタム | 高剛性とパワフルな巻き上げを重視 | カバー・重量級ルアー・高負荷の釣り | 剛性と耐久性を重視する方 |
アンタレスとの違い
アンタレスは、シマノを代表する最高峰ベイトリールとして、飛距離、巻き心地、質感を高い水準で追求したシリーズです。
大径スプールを搭載したモデルが多く、中量級以上のルアーを広範囲へ遠投する釣りを得意とします。
一方のメタニウムは、アンタレスより軽量でコンパクトなモデルが多く、近距離から中距離のキャスト、ピッチング、ロッドワークを多用する釣りにも対応しやすい設計です。
広いエリアで飛距離を重視するならアンタレス、巻物からワーミングまで幅広くこなすならメタニウムが選びやすいでしょう。
バンタムとの違い
バンタムは、高剛性のボディとパワフルな巻き上げを重視したシリーズです。
太いラインを使用するカバーゲーム、巻き抵抗の大きなルアー、ビッグベイトなど、リールへ強い負荷が掛かる釣りに向いています。
メタニウムはバンタムより軽量で、キャストを繰り返す釣りやロッド操作を多用する釣りに適しています。
パワーと剛性を最優先するならバンタム、軽快な操作性と汎用性を求めるならメタニウムがおすすめです。
歴代メタニウムシリーズの進化年表
メタニウムシリーズは、1992年の初代モデル登場以来、軽量化とキャスト性能の向上を中心に進化を続けてきました。
まずは、歴代モデルの主な流れを発売年順に確認してみましょう。
| 発売年 | モデル | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 1992年 | 92バンタムスコーピオンメタニウムXT | シリーズ初代モデル。通称「赤メタ」 |
| 1997年 | 97スコーピオンメタニウムXT | ピニオンギアの支持構造を改良。通称「銀メタ」 |
| 2000年 | 00スコーピオンメタニウムMg | マグネシウムボディで190gまで軽量化 |
| 2005年 | 05メタニウムXT | 剛性と耐久性を重視したモデル |
| 2007年 | 07メタニウムMg | 自重170g。ギア比7.0のMg7も展開 |
| 2008年 | 08メタニウムMgDC | シリーズ初のDCブレーキ搭載モデル |
| 2011年 | 11メタニウムMg7V2 | 07Mg7をベースにした限定仕様 |
| 2013年 | 13メタニウム | ノーマル・HG・XGの3ギア比を展開 |
| 2015年 | 15メタニウムDC | 13メタニウムをベースにDCブレーキを搭載 |
| 2016年 | 16メタニウムMGL | MGLスプールを搭載 |
| 2020年 | 20メタニウム | コアソリッドボディとMGLスプールⅢを採用 |
| 2022年 | 22メタニウムシャローエディション | 浅溝スプールで軽量ルアーへの対応力を強化 |
| 2023年 | 23メタニウム100/101 | ラインキャパシティを増やした100番モデルを追加 |
| 2024年 | 24メタニウムDC | コアソリッドボディ・MGLスプールⅢ・I-DC5を搭載 |
初期モデルは34mm径・22mm幅のスプールを中心に、十分なラインキャパシティと中量級ルアーへの対応力を重視していました。
その後、マグネシウム素材による軽量化、DCブレーキによるトラブルレス性能、MGLスプールによる低慣性化など、世代ごとにキャスト性能が進化しています。
近年は19mm幅のナロースプールと一体成型ボディを採用し、コンパクトな操作感と高い剛性を両立したモデルへ進化しました。
同じメタニウムでも世代によって得意なルアー重量、ラインキャパシティ、ブレーキ方式が異なるため、中古で選ぶ場合は発売年と型番まで確認することが重要です。
目次
- メタニウムとは?
- メタニウム・アンタレス・バンタムの違い
- 歴代メタニウムシリーズの進化年表
- 92バンタムスコーピオンメタニウムXT
- 97スコーピオンメタニウムXT
- 00スコーピオンメタニウムMg
- 05メタニウムXT
- 07メタニウムMg
- 08メタニウムMgDC
- 11メタニウムMg7V2
- 13メタニウム
- 15メタニウムDC
- 16メタニウムMGL
- 20メタニウム
- 22メタニウムシャローエディション
- 23メタニウム100/101
- 24メタニウムDC
- 歴代メタニウム主要モデル比較表
- 歴代メタニウムのおすすめモデル
- メタニウムのギア比の選び方
- 中古メタニウムを購入するときの注意点
- メタニウムに関するよくある質問
- まとめ
92バンタムスコーピオンメタニウムXT
1992年に発売された、初代バンタムスコーピオンメタニウムXTのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 92バンタムスコーピオン メタニウムXT | 6.2 | 6 | 225 | 34mm/22mm | 12-140 14-120 16-110 20-90 | 66 | 37・42 | 5/1 | 32,000円 |
歴代メタニウムの原点となった「赤メタ」
92バンタムスコーピオンメタニウムXTは、歴代メタニウムシリーズの初代モデルです。
赤を基調とした印象的なボディカラーから、現在でもアングラーの間では「赤メタ」の愛称で親しまれています。
当時のシマノ製ベイトリールの中でも、コンパクトなロープロファイルボディ、34mm径スプール、十分なラインキャパシティを備えた上位モデルとして登場しました。
現行メタニウムは軽量でテクニカルなオールラウンダーという印象が強いですが、幅広いルアーを扱いやすいというシリーズの方向性は、初代モデルからすでに確立されていました。
34mm径スプールで中量級ルアーを幅広く扱える
スプールは34mm径・22mm幅で、12lbラインを140m、16lbラインを110m、20lbラインを90m巻ける深さを備えています。
クランクベイト、スピナーベイト、バイブレーション、テキサスリグ、ラバージグなど、バスフィッシングで使用頻度の高い中量級ルアーへ幅広く対応できる仕様です。
最新のMGLスプール搭載機と比較するとスプール慣性は大きめですが、ルアーの重さをロッドへしっかり乗せて投げることで、安定したキャストが可能です。
ショートハンドルとロングハンドルが付属
92メタニウムXTには、37mmのショートハンドルに加えて、42mmのロングハンドルも付属していました。
ショートハンドルは軽快な操作感を重視する釣りに向き、ロングハンドルは巻き抵抗の強いルアーや、魚に対して強い力を掛けたい場面で使いやすい仕様です。
現在ではハンドル長の異なるモデルを選ぶことが一般的ですが、当時から使用するルアーや好みに応じてセッティングを変更できる実用的な構成でした。
最大ドラグ力6kgのパワフルな設計
最大ドラグ力は6kgで、後継となる97メタニウムXTの4.5kgよりも高い数値です。
太いラインを使ったカバーゲームや、大型バスを強引に寄せたい場面でも力を掛けやすく、初代モデルらしいパワフルな設計となっています。
一方で自重は225gあり、現行メタニウムと比較すると重めです。
最新モデルのような軽快さはありませんが、金属部品を多く使用した剛性感と、昔ながらの重厚な巻き心地には独自の魅力があります。
92メタニウムXTを中古で購入するときの注意点
92メタニウムXTは発売から30年以上が経過しており、中古市場に流通している個体の状態には大きな差があります。
購入するときは、外観だけでなく次の部分も確認しましょう。
- ハンドル回転時のゴリ感・シャリ感
- クラッチの切れと戻り
- スプールの回転と変形
- レベルワインダーの動作
- ドラグの滑り出し
- 付属する42mmハンドルの有無
純正部品の供給が終了している可能性が高いため、実釣で使う場合は整備済みの個体や、状態の良い個体を選ぶことをおすすめします。
97スコーピオンメタニウムXT
1997年に発売された、2代目スコーピオンメタニウムXTのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 97スコーピオン メタニウムXT | 6.2 | 4.5 | 235 | 34mm/22mm | 12-140 14-120 16-110 20-90 | 66 | 37 | 5/1 | 34,000円 |
シルバーボディから「銀メタ」と呼ばれる人気モデル
97スコーピオンメタニウムXTは、初代モデルの赤いボディから一転し、シルバーを基調とした外観へ変更されました。
その見た目から、現在でも「銀メタ」の愛称で呼ばれています。
ボディ形状や34mm径スプール、ギア比6.2など、基本的なスペックは92モデルを受け継いでいますが、内部構造にはキャスト性能を高めるための改良が加えられました。
ピニオンギアをボディ側のベアリングで支持
97メタニウムXTの大きな変更点は、スプール側に配置されていたベアリングを、ピニオンギアを支持するボディ側へ移したことです。
ピニオンギアの姿勢を安定させることで、スプール軸との摩擦を抑え、クラッチを切った際のスプール回転性能を向上させています。
現代のスーパーフリースプールへつながる考え方が取り入れられており、初代モデルよりも軽快なキャストフィールを実現しました。
十分なラインキャパシティを備えた34mmスプール
スプール径は34mm、幅は22mmで、ラインキャパシティは92モデルと共通です。
12lbラインを140m、16lbラインを110m巻けるため、クランクベイト、スピナーベイト、バイブレーション、テキサスリグなど幅広いルアーへ対応できます。
現行メタニウムよりスプール幅が広く、多くのラインを巻けるため、太めのラインを使用する釣りや遠投にも対応しやすい仕様です。
ただし、ラインを多く巻くほどスプール全体の重量が増えるため、軽量ルアーへの対応力は最新のMGLスプール搭載モデルに及びません。
92赤メタとの主な違い
| 比較項目 | 92赤メタ | 97銀メタ |
|---|---|---|
| ボディカラー | レッド | シルバー |
| 自重 | 225g | 235g |
| 最大ドラグ力 | 6kg | 4.5kg |
| ハンドル | 37mm・42mm付属 | 37mm |
| ピニオンギア支持 | 初期構造 | ボディ側ベアリング支持 |
| キャストフィール | 重厚 | 初代より軽快 |
外観はカラー違いに近い印象ですが、ピニオンギアの支持構造が見直されたことで、97モデルはスプール回転とキャストフィールが改善されています。
赤メタ特有のデザインとパワー感を重視するなら92モデル、キャスト時の軽快さを重視するなら97モデルが魅力的です。
97メタニウムXTを中古で購入するときの注意点
97メタニウムXTも発売から長期間が経過しているため、ギアやベアリングが劣化している個体があります。
購入前には、ハンドルの巻き感、スプール回転、クラッチ、レベルワインダー、ドラグなどを確認しましょう。
特にピニオンギアを支持するベアリングが劣化していると、スプール回転や巻き感に影響することがあります。
中古市場では比較的見つけやすいモデルですが、状態の良い個体は減っているため、実釣用として購入する場合はオーバーホール費用も考慮して選びましょう。
00スコーピオンメタニウムMg
2000年に発売された、00スコーピオンメタニウムMgのスペック表です。
出典:ナチュラム公式
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 00スコーピオン メタニウムMg | 6.2 | 4.5 | 190 | 34mm/22mm | 12-140 14-120 16-110 20-90 | 66 | 37 | 5/1 | 37,000円 |
シリーズ初のマグネシウムボディを採用
00スコーピオンメタニウムMgは、ボディ素材にマグネシウム合金を採用した、歴代メタニウムの中でも大きな転換点となったモデルです。
マグネシウムはアルミニウムより軽量でありながら、リールボディに必要な剛性も確保しやすい素材です。
前作の97スコーピオンメタニウムXTが235gだったのに対し、00メタニウムMgは190gまで軽量化されています。
45gもの軽量化によって、キャストを繰り返す釣りやロッドワークを多用する釣りでも疲れにくくなり、現在のメタニウムへつながる「軽量バーサタイルリール」という方向性が明確になりました。
メタニウムシリーズで初めて200gを下回ったモデル
自重190gは、歴代メタニウムとして初めて200gを下回った数値です。
当時のベイトリールとしては非常に軽量で、発売時には大きな注目を集めました。
リールが軽くなることでロッド全体の操作感も軽快になり、トップウォーター、ジャークベイト、ワームなど、ロッド操作の多い釣りにも使いやすくなっています。
現在のメタニウムは170g前後が中心ですが、2000年当時に190gを実現したことは、シリーズの軽量化を語るうえで重要な進化です。
超々ジュラルミン製スプールを採用
スプールには、軽量で強度の高い超々ジュラルミンが採用されています。
さらに、スプールエッジを約0.4mmまで薄く仕上げることで、スプール自体の重量と慣性を抑えています。
スプール慣性が小さくなると、キャスト初期に少ない力で回転が立ち上がりやすくなり、ブレーキ調整も行いやすくなります。
現在のMGLスプールほど低慣性ではありませんが、当時としてはキャストレスポンスを大きく改善した設計でした。
34mm径・22mm幅の深さがあるスプール
スプール径は34mm、幅は22mmで、92赤メタ・97銀メタと同じ基本サイズです。
12lbラインを140m、16lbラインを110m、20lbラインを90m巻けるため、現行の70番サイズよりも多くのラインを巻けます。
クランクベイト、スピナーベイト、バイブレーション、テキサスリグ、ラバージグなど、中量級ルアーを中心に幅広く使用できるラインキャパシティです。
太いラインを多く巻きたい釣りでは便利ですが、ラインを満量まで巻くとスプール全体の慣性が大きくなるため、軽いルアーを投げる場合は糸巻量を減らすとキャストしやすくなります。
97銀メタとの主な違い
| 比較項目 | 97銀メタ | 00メタニウムMg |
|---|---|---|
| ボディ素材 | 従来素材 | マグネシウム合金 |
| 自重 | 235g | 190g |
| スプール | 34mm径・22mm幅 | 超々ジュラルミン製 34mm径・22mm幅 |
| ラインキャパシティ | 12lb-140m | 12lb-140m |
| 操作感 | 重厚 | 軽快 |
| シリーズ内の位置付け | 初期メタニウムの完成形 | 軽量メタニウムの原点 |
ラインキャパシティやスプールサイズはほぼ共通ですが、ボディ素材の変更によって自重と操作感が大きく変化しています。
昔ながらの重厚な使用感を求めるなら97銀メタ、軽快さを重視するなら00メタニウムMgが魅力的です。
00メタニウムMgを中古で購入するときの注意点
マグネシウム製のリールは軽量ですが、塗装の剥がれや腐食に注意する必要があります。
中古品を購入するときは、ボディ表面だけでなく、サイドプレートの内側やネジ周辺に腐食がないか確認しましょう。
特に海水で使用されていた個体や、使用後の洗浄・乾燥が不十分だった個体は、内部に腐食が発生している可能性があります。
- マグネシウムボディの腐食
- 塗装の浮きや剥がれ
- ハンドル回転時のゴリ感
- スプールエッジの傷や変形
- クラッチとレベルワインダーの動作
- ベアリングの異音
発売から長期間が経過しており、純正部品の確保も難しくなっているため、実釣用として購入する場合は整備状態を重視しましょう。
05メタニウムXT
2005年に発売された、05メタニウムXTのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 05メタニウムXT | 6.2 | 4 | 230 | 34mm/22mm | 12-140 14-120 16-110 20-90 | 66 | 42 | 6/1 | 36,000円 |
軽量化より剛性と耐久性を重視したメタニウム
05メタニウムXTは、軽量な00メタニウムMgとは異なり、剛性と耐久性を重視して設計されたモデルです。
自重は230gで、00メタニウムMgより40g重くなっています。
現在のメタニウムは軽量さが大きな特徴ですが、05メタニウムXTは、重さよりもリールをしっかり使い込める耐久性や安心感を求めるユーザーへ向けた性格です。
巻き抵抗のあるルアー、太いラインを使う釣り、カバー周辺での使用など、リールへ負荷が掛かりやすい釣りでも扱いやすいモデルでした。
A-RBを採用して防錆性能を向上
ベアリングには、防錆処理を施したA-RBが採用されています。
A-RBは、通常のベアリングよりも錆びにくく、淡水だけでなく海水で使用した際の耐久性にも配慮されたベアリングです。
シーバスやロックフィッシュなど、ソルトウォーターでベイトリールを使うアングラーにとっても選択肢となるモデルでした。
ただし、A-RBを搭載していても海水使用後の洗浄や乾燥は必要です。
現在中古で流通している個体には海水使用歴のあるものも考えられるため、内部の腐食やベアリングの状態を確認しましょう。
ワンタッチでサイドプレートを開閉可能
05メタニウムXTでは、レバー操作によってサイドプレートを開閉できる構造が採用されています。
工具を使わずにブレーキ側へアクセスできるため、釣り場でSVSのブレーキシューを調整しやすくなりました。
ルアー重量や風の強さが変わった際に、その場でブレーキ設定を変更しやすい点は実釣で大きなメリットです。
現在では外部ダイヤルでブレーキ調整できるモデルが主流ですが、当時はサイドプレートを素早く開けられること自体が使いやすさにつながっていました。
42mmハンドルで力を掛けやすい
ハンドル長は42mmで、92・97・00モデルに標準装備されていた37mmハンドルよりも長くなっています。
ハンドルが長くなることで、巻き抵抗のあるクランクベイトやスピナーベイトでも力を掛けて巻きやすくなります。
魚とのファイトでもハンドルノブをしっかり握り込みやすく、剛性重視のボディと相性の良いセッティングです。
00メタニウムMgとの主な違い
| 比較項目 | 00メタニウムMg | 05メタニウムXT |
|---|---|---|
| 自重 | 190g | 230g |
| 設計思想 | 軽量化と操作性 | 剛性と耐久性 |
| ハンドル長 | 37mm | 42mm |
| ベアリング | 5/1 | 6/1・A-RB採用 |
| サイドプレート | 従来構造 | ワンタッチ開閉 |
| 向いている釣り | 操作系ルアー・軽快な釣り | 巻物・カバー・高負荷の釣り |
00メタニウムMgは軽さが魅力ですが、05メタニウムXTは剛性や耐久性を重視したモデルです。
長時間のロッド操作や軽快さを求めるなら00メタニウムMg、巻き抵抗のあるルアーやリールへ負荷が掛かる釣りでは05メタニウムXTが使いやすいでしょう。
05メタニウムXTを中古で購入するときの注意点
05メタニウムXTは耐久性を重視したモデルですが、発売から長期間が経過しているため、すべての中古品が良好な状態とは限りません。
特に海水で使用されていた個体は、ボディ内部やベアリング、ネジ周辺に腐食がないか確認しましょう。
- ハンドル回転時の異音やゴリ感
- A-RBベアリングの錆や回転
- サイドプレートの開閉レバー
- クラッチの切れと戻り
- SVSブレーキシューの欠損
- スプールとレベルワインダーの動作
- 海水での使用歴
自重が重いため、軽さだけを求める場合は後継の07メタニウムMg以降が選びやすいですが、重厚な使用感や剛性を好む方には現在でも魅力のあるモデルです。
07メタニウムMg
2007年に発売された、07メタニウムMgシリーズのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 07メタニウムMg | 6.2 | 5 | 170 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 66 | 42 | 8/1 | 39,000円 |
| 07メタニウムMg7 | 7.0 | 5 | 170 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 75 | 42 | 8/1 | 39,000円 |
自重170gを実現した軽量バーサタイルモデル
07メタニウムMgは、マグネシウムボディを採用し、自重170gまで軽量化されたモデルです。
前作の05メタニウムXTが230gだったため、60gもの大幅な軽量化を実現しています。
リールが軽くなったことで、キャストを繰り返す巻物ゲームや、ロッド操作を多用するトップウォーター、ジャークベイト、ワーミングでも疲れにくくなりました。
現行モデルと比較しても170gという自重は十分に軽く、発売から年月が経過した現在でも、軽快な操作感を評価するアングラーが多いモデルです。
34mm径スプールで幅広いルアーに対応
スプールは34mm径・22mm幅で、12lbラインを120m、14lbラインを100m巻ける仕様です。
クランクベイト、スピナーベイト、バイブレーション、トップウォーター、テキサスリグ、ラバージグなど、バスフィッシングで使用頻度の高いルアーへ幅広く対応します。
00メタニウムMgや05メタニウムXTよりラインキャパシティは少なくなっていますが、その分だけスプールへ巻くライン重量を抑えやすく、キャストレスポンスの軽快さにつながっています。
ベイトフィネス専用機ほど軽いルアーには向きませんが、7g前後から1oz程度までを幅広く扱えるバーサタイルな性格です。
シリーズ初となるギア比7.0のMg7を追加
07メタニウムでは、ギア比6.2のノーマルモデルに加えて、ギア比7.0のメタニウムMg7がラインナップされました。
Mg7はハンドル1回転あたり75cmのラインを巻き取ることができ、当時のメタニウムシリーズとしては高速なモデルです。
ジグ、テキサスリグ、トップウォーター、フロッグなど、ルアー操作後に発生するラインスラックを素早く回収したい釣りに向いています。
魚を掛けた後にラインを素早く回収し、カバーから引き離したい場面でも、ハイギアのメリットを生かせます。
ノーマルギアとMg7の選び方
07メタニウムMgはギア比6.2、最大巻上長66cmで、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物を一定速度で巻きやすいモデルです。
07メタニウムMg7はギア比7.0、最大巻上長75cmで、操作系ルアーやワーミングをテンポよく行いたい場合に向いています。
巻物中心ならノーマルギア、ワームやトップウォーターまで幅広く使いたい場合はMg7が選びやすいでしょう。
05メタニウムXTとの主な違い
| 比較項目 | 05メタニウムXT | 07メタニウムMg |
|---|---|---|
| ボディの方向性 | 剛性・耐久性重視 | 軽量・操作性重視 |
| 自重 | 230g | 170g |
| 最大ドラグ力 | 4kg | 5kg |
| 糸巻量 | 12lb-140m | 12lb-120m |
| ギア比 | 6.2のみ | 6.2・7.0 |
| 得意な釣り | 巻き抵抗の強いルアー・高負荷の釣り | 巻物・操作系ルアー・ワーミング全般 |
05メタニウムXTは重さがある代わりに剛性と耐久性を重視したモデルですが、07メタニウムMgは軽快な操作性を重視しています。
リールへ強い負荷が掛かる釣りでは05メタニウムXT、長時間キャストを続ける釣りやロッド操作を重視する場合は07メタニウムMgが向いています。
カスタムベースとしても人気
07メタニウムMgは、社外スプール、ハンドル、ハンドルノブ、ドラグパーツなどのカスタムパーツが多く発売されました。
浅溝スプールへ交換して軽量ルアーへの対応力を高めたり、ロングハンドルへ交換して巻き上げ性能を強化したりと、自分の釣り方に合わせて仕様を変更できます。
中古でカスタム済みの個体を購入する場合は、純正パーツが付属しているか、装着されている社外パーツの状態も確認しましょう。
07メタニウムMgを中古で購入するときの注意点
07メタニウムMgは軽量で使いやすい名機ですが、マグネシウムボディを採用しているため腐食には注意が必要です。
特に海水で使用されていた個体は、ボディの塗装剥がれやネジ周辺、サイドプレート内部に腐食がないか確認しましょう。
- マグネシウムボディの腐食
- 塗装の浮きや剥がれ
- ハンドル回転時のゴリ感・シャリ感
- クラッチの切れと戻り
- スプール回転とスプールエッジの傷
- 社外パーツへの交換歴
- 純正パーツの有無
発売から年月が経過しているため、実釣用として購入する場合は、外観のきれいさだけでなく内部の整備状態を重視しましょう。
08メタニウムMgDC
2008年に発売された、08メタニウムMgDCシリーズのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 08メタニウムMgDC | 6.2 | 5 | 195 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 66 | 42 | 8/1 | 57,800円 |
| 08メタニウムMg7DC | 7.0 | 5 | 195 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 75 | 42 | 8/1 | 57,800円 |
メタニウムシリーズ初のDCブレーキ搭載モデル
08メタニウムMgDCは、歴代メタニウムシリーズで初めてデジタルコントロールブレーキを搭載したモデルです。
それまでDCブレーキは、アンタレスやカルカッタコンクエストなど、より高価格帯のモデルを中心に採用されていました。
軽量でバーサタイルな07メタニウムMgをベースにDCブレーキを組み合わせたことで、幅広いルアーを扱えるメタニウムの性格を維持しながら、バックラッシュを抑えた安定したキャストを可能にしています。
I-DC4を搭載
ブレーキシステムには、4段階の外部ダイヤルで調整できるI-DC4が採用されています。
複雑な内部設定を必要とせず、外部ダイヤルを操作するだけでブレーキ力を切り替えられるため、DCリールに慣れていない方でも扱いやすいシステムです。
ルアー重量や風の強さに応じてブレーキを調整することで、向かい風や空気抵抗の大きなルアーでもバックラッシュを抑えやすくなります。
最新のI-DC5と比較すると設定の細かさや制御性能には差がありますが、シンプルで直感的に扱えるDCブレーキとして高い評価を受けました。
DC搭載でも自重195gに抑えた軽量設計
08メタニウムMgDCの自重は195gです。
ベースとなった07メタニウムMgの170gより25g重くなっていますが、DCユニットを搭載したモデルとしては比較的軽量です。
アンタレスDCのような遠投特化型よりもコンパクトで軽く、ボートフィッシングやおかっぱりでキャストを繰り返す釣りにも使いやすいモデルです。
34mm径スプールでバーサタイルに使える
スプールは34mm径・22mm幅で、ラインキャパシティは07メタニウムMgと共通です。
12lbラインを120m、14lbラインを100m巻くことができ、クランクベイト、スピナーベイト、バイブレーション、トップウォーター、ワームなどを幅広く扱えます。
中量級ルアーを中心としたバーサタイルな使用に向いており、遠投専用機というより、さまざまな状況で安定したキャストを行うためのDCモデルです。
ノーマルギアとMg7DCの選び方
08メタニウムMgDCはギア比6.2、最大巻上長66cmで、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物を一定速度で巻きやすいモデルです。
08メタニウムMg7DCはギア比7.0、最大巻上長75cmで、トップウォーター、ジャークベイト、ジグ、テキサスリグなどに向いています。
巻物中心ならノーマルギア、ルアーの回収速度やラインスラックの回収を重視するならMg7DCが選びやすいでしょう。
07メタニウムMgとの主な違い
| 比較項目 | 07メタニウムMg | 08メタニウムMgDC |
|---|---|---|
| ブレーキ | 遠心ブレーキ | I-DC4 |
| 自重 | 170g | 195g |
| スプール | 34mm径・22mm幅 | 34mm径・22mm幅 |
| キャストフィール | 軽快で自然な伸び | 安定感とトラブルレス性能 |
| 向かい風 | ブレーキ調整に慣れが必要 | DC制御で投げやすい |
| おすすめする人 | 軽さと操作性を重視する方 | バックラッシュを抑えたい方 |
07メタニウムMgは軽さと遠心ブレーキの自然なキャストフィールが魅力です。
08メタニウムMgDCは重量が増える代わりに、DC制御によるキャストの安定感と向かい風への対応力が強化されています。
自分でブレーキ設定を細かく追い込みたい方は07モデル、バックラッシュを抑えながら安定して投げたい方は08DCが向いています。
08メタニウムMgDCを中古で購入するときの注意点
08メタニウムMgDCは、マグネシウムボディと電子制御部品を搭載しているため、中古購入時には通常のリールより確認項目が多くなります。
スプールを回転させた際にDC音が鳴るだけでなく、実際にブレーキが正常に作動しているかを確認しましょう。
- DC音とブレーキ制御の動作
- 外部ダイヤルの切り替え
- マグネシウムボディの腐食
- ハンドル回転時のゴリ感・異音
- クラッチの切れと戻り
- スプール回転とベアリングの状態
- 海水での使用歴
旧型DCモデルは、故障時に純正のDCユニットや関連部品を確保できない可能性があります。
価格の安さだけで選ばず、DCブレーキが正常に動作する整備状態の良い個体を選ぶことが重要です。
11メタニウムMg7V2
2011年に限定発売された、11メタニウムMg7V2のスペック表です。
出典:ヤフオク!
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11メタニウムMg7V2 | 7.0 | 5 | 170 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 75 | 42 | 8/1 | 不明 |
07メタニウムMg7をベースにした限定モデル
11メタニウムMg7V2は、07メタニウムMg7をベースに、外観やハンドル周辺の仕様を変更した限定モデルです。
基本的なボディ構造、スプールサイズ、ギア比、自重、ラインキャパシティは07メタニウムMg7と共通しています。
通常モデルとは異なるボディカラーやスプールカラーを採用し、コルク製ハンドルノブを装備したことで、所有感を高めた特別仕様となっています。
性能を大きく変更したフルモデルチェンジではなく、07メタニウムMg7の使いやすさをそのままに、外観と装備へ特別感を加えたモデルです。
ギア比7.0で操作系ルアーに使いやすい
ギア比は7.0、ハンドル1回転あたりの最大巻上長は75cmです。
現在のXGモデルほど高速ではありませんが、発売当時としては十分に高い巻き取り速度を備えていました。
トップウォーター、ジャークベイト、ラバージグ、テキサスリグなど、ルアー操作後に発生したラインスラックを素早く回収したい釣りに向いています。
着水後すぐにルアーを操作したい場面や、魚を掛けた後にラインを素早く巻き取りたいカバーゲームでも、ハイギアのメリットを生かせます。
自重170gの軽快な操作感
自重は170gで、ベースとなった07メタニウムMg7と同じです。
現行モデルと比較しても十分に軽量で、キャスト回数の多い巻物ゲームや、ロッドワークを多用する釣りでも疲れにくいモデルです。
マグネシウムボディによる軽さと、34mm径スプールによるバーサタイル性能を両立しており、現在でも実釣用として使える基本性能を備えています。
34mm径・22mm幅スプールを搭載
スプールは34mm径・22mm幅で、12lbラインを120m、14lbラインを100m巻けます。
クランクベイト、スピナーベイト、トップウォーター、ジャークベイト、ラバージグ、テキサスリグなど、中量級ルアーを中心に幅広く対応できる仕様です。
現行メタニウムの19mm幅スプールよりも幅が広く、ラインキャパシティに余裕があります。
一方で、軽量ルアーをキャストする際のスプールレスポンスは、MGLスプールⅢを搭載した現行モデルに及びません。
07メタニウムMg7との違い
| 比較項目 | 07メタニウムMg7 | 11メタニウムMg7V2 |
|---|---|---|
| 基本スペック | ギア比7.0・自重170g | ギア比7.0・自重170g |
| スプール | 34mm径・22mm幅 | 34mm径・22mm幅 |
| ボディカラー | 通常カラー | 限定カラー |
| スプールカラー | 通常仕様 | 限定仕様 |
| ハンドルノブ | ラバーノブ | コルクノブ |
| 位置付け | 通常モデル | 限定モデル |
実釣性能に大きな違いはなく、主な差はカラーリングとハンドルノブです。
純粋に性能だけで選ぶなら07メタニウムMg7でも十分ですが、限定仕様のデザインや希少性を重視する方には11メタニウムMg7V2が魅力的です。
11メタニウムMg7V2を中古で購入するときの注意点
11メタニウムMg7V2は限定モデルのため、通常モデルよりも中古価格が高くなる場合があります。
限定カラーやコルクノブの状態によっても価値が変わるため、コレクション目的で購入する場合は外観を細かく確認しましょう。
- マグネシウムボディの腐食
- 限定カラーの傷や塗装剥がれ
- コルクノブの汚れや欠け
- スプールカラーの傷
- ハンドル回転時のゴリ感・異音
- クラッチとレベルワインダーの動作
- 純正パーツの有無
実釣用として購入する場合は、限定仕様であることよりも内部の整備状態を優先して選ぶことをおすすめします。
13メタニウム
2013年にフルモデルチェンジした、13メタニウムシリーズのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13メタニウム | 6.2 | 5 | 170 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 66 | 42 | 9/1 | 44,100円 |
| 13メタニウムHG | 7.4 | 5 | 170 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 79 | 42 | 9/1 | 44,100円 |
| 13メタニウムXG | 8.5 | 5 | 175 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 91 | 48 | 9/1 | 44,100円 |
メタニウムの基本設計を一新したフルモデルチェンジ
13メタニウムは、07メタニウムMgから約6年ぶりに基本設計を刷新したモデルです。
自重170gという軽さを維持しながら、ボディ形状、ブレーキシステム、ギア比のラインナップなどが大きく見直されました。
巻物からワーミングまで幅広く対応するメタニウムのバーサタイル性能を引き継ぎながら、より現代的でコンパクトな使用感へ進化しています。
SVSインフィニティを採用
13メタニウムでは、遠心ブレーキシステムにSVSインフィニティが採用されました。
内部のブレーキシューに加えて、外部ダイヤルからブレーキ力を細かく調整できるため、サイドプレートを開ける回数を減らせます。
ルアー重量や風の強さに合わせて、釣り場で素早くブレーキを調整できる点が大きなメリットです。
遠心ブレーキ特有のキャスト後半の伸びを残しながら、セッティングの手間を減らしたことで、バーサタイルリールとしての扱いやすさが向上しました。
ノーマル・HG・XGの3種類を展開
13メタニウムでは、ギア比6.2のノーマルモデル、7.4のHG、8.5のXGがラインナップされました。
メタニウムシリーズとして幅広いギア比を選択できるようになり、使用するルアーや釣り方に合わせた選び分けがしやすくなっています。
ノーマルギア
ギア比6.2、最大巻上長66cmで、クランクベイト、スピナーベイト、チャターベイトなどの巻物に向いています。
巻き速度を一定に保ちやすく、ハンドルの巻き重りも抑えやすい仕様です。
HG
ギア比7.4、最大巻上長79cmで、巻物からトップウォーター、ジャークベイト、ワーミングまで幅広く対応できます。
1台でさまざまな釣りを行いたい場合に、最も選びやすいギア比です。
XG
ギア比8.5、最大巻上長91cmで、ラバージグ、テキサスリグ、フロッグ、高比重ワームなどに向いています。
48mmハンドルを搭載し、高いギア比でも力を掛けて巻き上げやすい仕様です。
34mm径スプールによる高い汎用性
スプールは34mm径・22mm幅で、07メタニウムMgと同等のラインキャパシティを備えています。
7g前後のルアーから1ozクラスまで幅広く扱いやすく、クランクベイト、トップウォーター、ワームなど、バスフィッシングで使用頻度の高いルアーへ対応できます。
現行モデルの19mm幅スプールよりラインキャパシティに余裕があり、14lbや16lbラインを多めに巻きたい場合にも使いやすい仕様です。
07メタニウムMgとの主な違い
| 比較項目 | 07メタニウムMg | 13メタニウム |
|---|---|---|
| 自重 | 170g | 170~175g |
| ブレーキ | 従来型SVS | SVSインフィニティ |
| 外部調整 | 限定的 | 外部ダイヤル搭載 |
| ギア比 | 6.2・7.0 | 6.2・7.4・8.5 |
| XG | なし | 設定あり |
| 操作感 | 軽快でシンプル | ブレーキ調整の幅が広い |
自重やスプールサイズには大きな差がありませんが、13メタニウムはSVSインフィニティと3種類のギア比によって、釣り方に合わせた選択肢が広がっています。
シンプルな構造と軽快さを好むなら07メタニウムMg、ブレーキ調整のしやすさやXGを求めるなら13メタニウムが向いています。
現在でも中古で人気の高いモデル
13メタニウムは、自重170g、34mm径スプール、SVSインフィニティを備え、現在でも十分に実釣で使える基本性能を持っています。
中古価格も現行モデルより抑えられていることが多く、コストを抑えてメタニウムを使いたい方の候補になります。
特にXGは、カバー撃ちや高比重ワームなど、ライン回収速度が重要になる釣りで現在でも使いやすいモデルです。
13メタニウムを中古で購入するときの注意点
13メタニウムを中古で購入するときは、ギアの巻き感とSVSインフィニティの動作を確認しましょう。
- ハンドル回転時のゴリ感・シャリ感
- 外部ブレーキダイヤルの動作
- ブレーキシューの摩耗や欠損
- スプール回転とエッジの傷
- クラッチの切れと戻り
- レベルワインダーの動作
- マグネシウムボディの腐食
- 社外スプールやハンドルへの交換歴
旧型モデルのため、修理部品の供給状況も確認し、長期間使う場合は購入後のオーバーホールも検討しましょう。
15メタニウムDC
2015年に発売された、15メタニウムDCシリーズのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 15メタニウムDC | 6.2 | 5 | 190 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 66 | 42 | 9/1 | 57,800円 |
| 15メタニウムDC HG | 7.4 | 5 | 190 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 79 | 42 | 9/1 | 57,800円 |
| 15メタニウムDC XG | 8.5 | 5 | 195 | 34mm/22mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 91 | 48 | 9/1 | 57,800円 |
13メタニウムをベースにDCブレーキを搭載
15メタニウムDCは、軽量でバーサタイルな13メタニウムをベースに、デジタルコントロールブレーキを搭載したモデルです。
13メタニウムのコンパクトなボディ形状や34mm径スプール、豊富なギア比を受け継ぎながら、DCブレーキによるキャストの安定性を追加しています。
通常の遠心ブレーキではバックラッシュしやすい向かい風や、空気抵抗の大きなルアーでも、スプール回転を電子的に制御することで安定したキャストを行いやすくなりました。
アンタレスDCほど遠投専用機として大きく重いわけではなく、メタニウムらしい軽快さとDCのトラブルレス性能を両立した点が大きな魅力です。
I-DC5を採用
15メタニウムDCには、ラインの種類とブレーキ強度を組み合わせて調整できるI-DC5が採用されています。
内部ダイヤルで使用するラインに合わせたモードを選択し、外部ダイヤルでブレーキ力を調整する構造です。
使用するラインやルアー、風の強さに合わせて設定を変更できるため、08メタニウムMgDCに搭載されたI-DC4よりも細かな調整が可能になりました。
遠投だけでなく、近距離のキャストやスキッピングなどでもスプール回転を制御しやすく、幅広いキャストへ対応できます。
自重190gでDCモデルとして扱いやすい
15メタニウムDCの自重はノーマルギアとHGが190g、XGが195gです。
ベースとなった13メタニウムより20g前後重くなっていますが、DCユニットを搭載したリールとしては比較的軽量です。
長時間キャストを続けるおかっぱりや、ロッドワークを多用するトップウォーター、ジャークベイトでも扱いやすい重量に抑えられています。
軽さを最優先するなら通常のメタニウム、多少の重量増よりもキャストの安定感を重視するなら15メタニウムDCが向いています。
34mm径スプールで幅広いルアーへ対応
スプールは34mm径・22mm幅で、ラインキャパシティは13メタニウムと共通です。
12lbラインを120m、14lbラインを100m、16lbラインを85m巻くことができ、バスフィッシングで使用頻度の高いラインへ幅広く対応します。
クランクベイト、スピナーベイト、バイブレーション、トップウォーター、ジャークベイト、テキサスリグ、ラバージグなど、中量級ルアーを中心としたバーサタイルな使用に適しています。
ベイトフィネス専用機ほど軽量ルアーには向きませんが、7g前後から1ozクラスまでを安定して扱いやすいモデルです。
ノーマル・HG・XGの選び方
ノーマルギア
ギア比6.2、最大巻上長66cmで、クランクベイトやスピナーベイト、チャターベイトなどの巻物を一定速度で巻きやすいモデルです。
HG
ギア比7.4、最大巻上長79cmで、巻物からトップウォーター、ジャークベイト、ワーミングまで幅広く対応します。
使用するルアーが決まっていない場合や、1台でさまざまな釣りを行いたい場合に選びやすいギア比です。
XG
ギア比8.5、最大巻上長91cmで、ラバージグ、テキサスリグ、フロッグ、高比重ワームなどに向いています。
48mmハンドルを搭載しており、高いギア比でも力を掛けて巻き上げやすい仕様です。
13メタニウムとの主な違い
| 比較項目 | 13メタニウム | 15メタニウムDC |
|---|---|---|
| ブレーキ | SVSインフィニティ | I-DC5 |
| 自重 | 170~175g | 190~195g |
| キャストフィール | 遠心ブレーキの自然な伸び | 電子制御による安定感 |
| 向かい風 | 設定とキャスト技術が必要 | バックラッシュを抑えやすい |
| ブレーキ調整 | 内部シュー+外部ダイヤル | ラインモード+外部ダイヤル |
| おすすめする人 | 軽さとキャストフィールを重視 | 安定感とトラブルレス性能を重視 |
13メタニウムは軽さと遠心ブレーキ特有の自然なキャストフィールが魅力です。
15メタニウムDCは重量が増える代わりに、DCブレーキによるキャストの安定感と向かい風への対応力が強化されています。
自分でブレーキ設定を追い込みたい方は13メタニウム、バックラッシュを抑えながら安定して投げたい方は15メタニウムDCが向いています。
24メタニウムDCとの違い
後継となる24メタニウムDCでは、19mm幅のMGLスプールⅢやコアソリッドボディが採用され、スプールの立ち上がり、ボディ剛性、パーミング性能が向上しています。
15メタニウムDCは22mm幅スプールによる余裕のあるラインキャパシティが特徴で、太めのラインを多く巻きたい釣りにも対応しやすいモデルです。
最新のキャストレスポンスやコンパクトさを重視するなら24メタニウムDC、中古価格を抑えながらDCモデルを使いたい場合は15メタニウムDCが選択肢になります。
15メタニウムDCを中古で購入するときの注意点
中古の15メタニウムDCを購入するときは、通常の機械部分に加えて、DCブレーキの動作確認も必要です。
- DC音とブレーキ制御の動作
- 内部モードと外部ダイヤルの切り替え
- スプール回転とベアリングの状態
- ハンドル回転時のゴリ感・異音
- クラッチの切れと戻り
- レベルワインダーの動作
- ボディの腐食や塗装剥がれ
- 海水での使用歴
旧型DCモデルは、DCユニットが故障した際に純正部品を確保できない可能性があります。
電子音が鳴るだけで正常と判断せず、可能であれば実際にキャストしてブレーキが効いているか確認しましょう。
16メタニウムMGL
2016年に発売された、16メタニウムMGLシリーズのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 発売当時価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 16メタニウムMGL | 6.2 | 5 | 175 | 34mm/22mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 66 | 42 | 10/1 | 44,100円 |
| 16メタニウムMGL HG | 7.4 | 5 | 175 | 34mm/22mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 79 | 42 | 10/1 | 44,100円 |
| 16メタニウムMGL XG | 8.5 | 5 | 175 | 34mm/22mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 91 | 48 | 10/1 | 44,100円 |
MGLスプールを搭載した人気モデル
16メタニウムMGLは、モデル名のとおりマグナムライトスプールを搭載したメタニウムです。
スプール側面の肉厚や形状を見直して低慣性化することで、キャスト開始時の立ち上がりを軽くし、少ない力でもルアーを投げやすくしています。
13メタニウムのコンパクトで軽量なボディをベースに、キャスト性能を高めたモデルとして人気を集めました。
発売から年月が経過した現在でも、中古市場では使いやすいバーサタイルリールとして高い人気があります。
スプールの立ち上がりが軽くなりキャスト性能が向上
MGLスプールの採用によって、13メタニウムよりキャスト初期のレスポンスが向上しています。
軽い力でスプールが立ち上がるため、オーバーヘッドキャストだけでなく、サイドキャスト、低弾道キャスト、ピッチングなどにも対応しやすくなりました。
ショートキャストでルアーをピンスポットへ入れる釣りから、中距離の巻物まで、幅広いキャストを軽快にこなせます。
最新のMGLスプールⅢほど低慣性ではありませんが、旧型メタニウムの中ではキャストレスポンスに優れたモデルです。
ラインキャパシティを抑えてスプール慣性を低減
スプール径は34mm、幅は22mmですが、13メタニウムよりも浅いスプールが採用されています。
13メタニウムが12lbラインを120m巻けるのに対し、16メタニウムMGLは12lbライン100mです。
糸巻量を抑えることでスプールへ巻かれるライン重量を減らし、回転慣性を小さくしています。
一般的なバスフィッシングでは十分なラインキャパシティですが、太いラインを多く巻きたい釣りやロングリーダーを使う釣りでは注意が必要です。
SVSインフィニティで外部調整が可能
ブレーキシステムには、13メタニウムと同じくSVSインフィニティを採用しています。
内部のブレーキシューと外部ダイヤルを組み合わせることで、ルアー重量や風の強さに応じてブレーキ力を細かく調整できます。
MGLスプールの軽い立ち上がりとSVSインフィニティの組み合わせにより、遠投だけでなく、近距離のアキュラシーキャストにも使いやすい仕様です。
ノーマル・HG・XGの選び方
ノーマルギア
ギア比6.2、最大巻上長66cmで、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物に向いています。
HG
ギア比7.4、最大巻上長79cmで、巻物、トップウォーター、ジャークベイト、ワームなど幅広いルアーに対応します。
1台でさまざまな釣りに使用するなら、最も選びやすいギア比です。
XG
ギア比8.5、最大巻上長91cmで、ジグ、テキサスリグ、フロッグ、高比重ワームなどに適しています。
48mmハンドルを搭載しており、素早いライン回収と力強い巻き上げを両立しています。
13メタニウムとの主な違い
| 比較項目 | 13メタニウム | 16メタニウムMGL |
|---|---|---|
| スプール | 従来スプール | MGLスプール |
| 自重 | 170~175g | 175g |
| 糸巻量 | 12lb-120m | 12lb-100m |
| 立ち上がり | 標準的 | 軽快 |
| 近距離キャスト | 扱いやすい | より低弾道で投げやすい |
| 得意な用途 | 幅広いバーサタイル性能 | キャストレスポンス重視 |
13メタニウムはラインキャパシティに余裕があり、太めのラインを多く巻きたい場合に向いています。
16メタニウムMGLは糸巻量を抑えたMGLスプールによって、キャストの立ち上がりや低弾道キャストのしやすさが向上しています。
ライン量を重視するなら13メタニウム、キャストレスポンスを重視するなら16メタニウムMGLがおすすめです。
20メタニウムとの違い
後継の20メタニウムでは、MGLスプールⅢ、19mm幅のナロースプール、コアソリッドボディが採用されています。
20メタニウムは16モデルよりコンパクトで、スプールの立ち上がりやパーミング性能、ボディ剛性が向上しました。
一方、16メタニウムMGLは中古価格が比較的安く、34mm径スプールによる素直なキャストフィールを好む方には現在でも魅力があります。
最新世代のコンパクトさと剛性を求めるなら20メタニウム、価格を抑えてMGLスプール搭載機を使いたいなら16メタニウムMGLが選択肢になります。
16メタニウムMGLを中古で購入するときの注意点
16メタニウムMGLは中古市場で流通量が多く、比較的選びやすいモデルです。
ただし、使用頻度の高い個体では、ギアやスプールベアリングが摩耗していることがあります。
- ハンドル回転時のゴリ感・シャリ感
- MGLスプールの変形やエッジの傷
- スプールベアリングの回転と異音
- SVSインフィニティの外部ダイヤル
- 内部ブレーキシューの摩耗や欠損
- クラッチとレベルワインダーの動作
- マグネシウムボディの腐食
- 社外スプールやハンドルへの交換歴
中古価格と性能のバランスに優れていますが、長く使う場合は購入後にオーバーホールを行うことも検討しましょう。
20・23メタニウム
2020年にフルモデルチェンジした20メタニウムと、2023年に追加されたメタニウム100/101シリーズのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格 (税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20メタニウム 20メタニウム左 | 6.2 | 5 | 175 | 34mm/19mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 66 | 42 | 10/1 | 46,300円 |
| 20メタニウムHG 20メタニウムHG左 | 7.1 | 5 | 175 | 34mm/19mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 76 | 42 | 10/1 | 46,300円 |
| 20メタニウムXG 20メタニウムXG左 | 8.1 | 5 | 175 | 34mm/19mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 86 | 45 | 10/1 | 46,300円 |
| 23メタニウム100HG 23メタニウム101HG | 7.1 | 5 | 175 | 34mm/19mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 76 | 42 | 10/1 | 48,200円 |
| 23メタニウム100XG 23メタニウム101XG | 8.1 | 5 | 175 | 34mm/19mm | 12-120 14-100 16-85 20-70 | 86 | 45 | 10/1 | 48,200円 |
コアソリッドボディを採用した新世代メタニウム
20メタニウムは、従来モデルの軽さとバーサタイル性能を維持しながら、ボディ剛性とコンパクトさを大幅に向上させたモデルです。
最大の特徴は、フレームとレベルワインドプロテクター側のサイドプレートを一体成型したコアソリッドボディです。
部品同士の継ぎ目を減らすことで、強い負荷が掛かった際のボディのたわみを抑え、ギアの噛み合わせを安定させています。
軽量なマグネシウム素材を採用しながら高い剛性を確保しており、巻物からカバー周辺のワーミングまで幅広く対応できます。
MGLスプールⅢで立ち上がりと伸びが向上
20メタニウムには、34mm径・19mm幅のMGLスプールⅢが搭載されています。
従来の22mm幅スプールから19mm幅へナロー化されたことで、スプール全体の重量と慣性が抑えられています。
キャスト初期の回転が軽く、少ない力でもルアーを低い弾道で送り込みやすい点が特徴です。
ピッチング、サイドキャスト、スキッピングなどの近距離キャストだけでなく、キャスト後半まで失速しにくい伸びのある飛距離も実現しています。
軽量ルアーから1oz前後まで幅広く対応
20メタニウムは、一般的なベイトフィネス専用機ほど軽いルアーに特化していませんが、比較的軽いルアーから1oz前後までを幅広く扱えます。
- 小型から中型のクランクベイト
- スピナーベイト・チャターベイト
- トップウォーター・ジャークベイト
- 高比重ノーシンカー
- フリーリグ・テキサスリグ
- ラバージグ
巻き物専用や撃ち物専用に特化するのではなく、1台で複数の釣りをこなしたいアングラーに適したバーサタイルモデルです。
超高強度真鍮ドライブギアを搭載
20メタニウムでは、軽量なボディを維持しながら、耐久性に優れた超高強度真鍮ドライブギアを採用しています。
リール全体を軽量化するためにギアまで軽くするのではなく、負荷が集中する駆動部分には強度の高い素材を使用している点が特徴です。
巻き抵抗のあるクランクベイトやスピナーベイト、魚をカバーから引き離すワーミングでも、安心して力を掛けられます。
ノーマル・HG・XGの選び方
ノーマルギア
ギア比6.2、最大巻上長66cmで、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物を一定速度で巻く釣りに向いています。
HG
ギア比7.1、最大巻上長76cmで、巻物からトップウォーター、ジャークベイト、ワーミングまで幅広く対応します。
1台でさまざまなルアーを使用する場合に、最も選びやすいギア比です。
XG
ギア比8.1、最大巻上長86cmで、高比重ワーム、ラバージグ、テキサスリグ、フロッグなどに適しています。
45mmハンドルを搭載し、ラインを素早く回収しながら力強く巻き上げられる仕様です。
23メタニウム100/101はラインキャパシティを強化
2023年には、20メタニウムの基本性能を維持しながら、ラインキャパシティを増やしたメタニウム100/101が追加されました。
通常の20メタニウムが14lbライン90mであるのに対し、100/101モデルは14lbラインを100m巻くことができます。
16lbラインは85m、20lbラインは70m巻けるため、太いラインを使用する高比重ワーム、ラバージグ、テキサスリグ、フリーリグにも対応しやすくなっています。
ボディサイズや自重は通常モデルと同等で、コンパクトな操作感を維持しながら糸巻量だけを増やしている点が大きなメリットです。
20メタニウムと23メタニウム100/101の違い
| 比較項目 | 20メタニウム | 23メタニウム100/101 |
|---|---|---|
| ギア比 | 6.2・7.1・8.1 | 7.1・8.1 |
| 自重 | 175g | 175g |
| スプール | 34mm径・19mm幅 | 34mm径・19mm幅 |
| 14lb糸巻量 | 90m | 100m |
| 16lb糸巻量 | 80m | 85m |
| 20lb糸巻量 | 65m | 70m |
| 主な用途 | 汎用性重視 | 太糸・ライン量重視 |
一般的な巻物やワーミングで使用するなら、通常の20メタニウムでも十分なラインキャパシティがあります。
14~20lbの太いラインを使う釣りや、キャスト後に十分なライン残量を確保したい場合は、23メタニウム100/101が使いやすいでしょう。
16メタニウムMGLとの違い
16メタニウムMGLは34mm径・22mm幅のスプールを搭載していますが、20メタニウムでは19mm幅へナロー化されています。
20メタニウムの方がスプールの立ち上がりが軽く、近距離の低弾道キャストやピッチングで扱いやすいモデルです。
また、コアソリッドボディの採用によってパーミングしやすく、強い負荷が掛かった際の剛性感も向上しています。
中古価格を抑えてMGLスプール搭載機を選ぶなら16メタニウムMGL、キャストレスポンス・剛性・コンパクトさを重視するなら20メタニウムがおすすめです。
20・23メタニウムがおすすめの人
- 1台で巻物からワーミングまで幅広く使いたい方
- 軽量でパーミングしやすいリールを求める方
- 低弾道キャストやピッチングを多用する方
- 軽さだけでなくボディ剛性も重視する方
- 太いラインを使う場合は23メタニウム100/101
20・23メタニウムを中古で購入するときの注意点
20メタニウムは人気が高く、中古市場にも多く流通しています。
使用頻度の高い個体では、ギアやスプールベアリング、クラッチ周辺が摩耗している可能性があります。
- ハンドル回転時のゴリ感・シャリ感
- MGLスプールⅢのエッジ傷や変形
- スプールベアリングの異音
- SVSインフィニティの外部ダイヤル
- 内部ブレーキシューの摩耗・欠損
- クラッチとレベルワインダーの動作
- マグネシウムボディの塗装剥がれや腐食
- 社外スプール・ハンドルへの交換歴
通常モデルと100/101モデルでは糸巻量が異なるため、中古品の商品名やスプール表記も確認しましょう。
22メタニウム シャローエディション
2022年に発売された、22メタニウム シャローエディションシリーズのスペック表です。
出典:SHIMANO シマノ公式サイト
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格 (税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22メタニウム シャローエディション | 6.2 | 5 | 165 | 34mm/19mm | 8-100 10-90 12-65 | 66 | 42 | 10/1 | 46,300円 |
| 22メタニウム シャローエディションHG | 7.1 | 5 | 165 | 34mm/19mm | 8-100 10-90 12-65 | 76 | 42 | 10/1 | 46,300円 |
| 22メタニウム シャローエディションXG | 8.1 | 5 | 165 | 34mm/19mm | 8-100 10-90 12-65 | 86 | 45 | 10/1 | 46,300円 |
浅溝スプールで軽量ルアーへの対応力を強化
22メタニウム シャローエディションは、20メタニウムのコアソリッドボディと基本設計を受け継ぎながら、浅溝スプールを搭載したモデルです。
糸巻量を少なくすることで、スプールへ巻かれるラインの重量を抑え、回転慣性を小さくしています。
通常の20メタニウムよりもスプールの立ち上がりが軽く、比較的軽いルアーや近距離のピッチング、低弾道キャストを行いやすい点が特徴です。
歴代メタニウム最軽量クラスの165g
自重は全ギア比共通で165gです。
通常の20メタニウムより10g軽く、歴代メタニウムシリーズの中でもトップクラスの軽さを実現しています。
軽量なロッドと組み合わせることでタックル全体を軽くでき、キャスト回数の多い釣りやロッド操作を繰り返す釣りでも疲れを抑えやすくなります。
8~12lbラインを使用する釣りに適した糸巻量
ラインキャパシティは8lb-100m、10lb-90m、12lb-65mです。
一般的なメタニウムより糸巻量が少なく、8~12lbラインを使ったライト寄りの釣りに適しています。
- 小型クランクベイト
- シャッド・小型ミノー
- 軽量トップウォーター
- ネコリグ・ダウンショット
- 小型フリーリグ
- 軽量高比重ノーシンカー
太いラインを使用するカバーゲームや重量級ルアーよりも、オープンウォーターでライトから中量級ルアーを扱う釣りに向いています。
ベイトフィネス専用機との違い
22メタニウム シャローエディションは軽量ルアーを扱いやすいモデルですが、アルデバランBFSのようなベイトフィネス専用機ではありません。
極端に軽いルアーへ特化するのではなく、ライトリグから中量級ルアーまでを幅広く扱える点が特徴です。
3g以下のルアーを中心に使う場合はベイトフィネス専用機、5~14g前後を幅広く使用する場合はシャローエディションが選びやすいでしょう。
20メタニウムとの主な違い
| 比較項目 | 20メタニウム | 22シャローエディション |
|---|---|---|
| 自重 | 175g | 165g |
| スプール | 標準深さ | 浅溝 |
| 12lb糸巻量 | 100m | 65m |
| 得意なルアー | 中量級を中心に幅広い | 軽量~中量級 |
| 太糸への対応 | 比較的高い | 低い |
| キャストレスポンス | 軽快 | より軽快 |
| おすすめ用途 | オールラウンド | ライト寄りのバーサタイル |
1台で幅広いルアーやラインを使用したいなら20メタニウム、軽量ルアーのキャストレスポンスを重視するなら22メタニウム シャローエディションがおすすめです。
ノーマル・HG・XGの選び方
ノーマルギアは小型クランクベイトやシャッドなど、巻き速度を抑えて一定速度で使いたい釣りに向いています。
HGは巻物、トップウォーター、ミノー、ワーミングまで幅広く対応し、最もバーサタイルに使いやすいギア比です。
XGはネコリグ、ダウンショット、高比重ノーシンカーなど、ラインスラックを素早く回収したい釣りに向いています。
22メタニウム シャローエディションがおすすめの人
- 5~14g前後のルアーを中心に使う方
- 8~12lbラインを使用する方
- 軽量で疲れにくいリールを求める方
- ピッチングや低弾道キャストを多用する方
- ベイトフィネス専用機ほど極端な仕様を求めない方
22メタニウム シャローエディションを中古で購入するときの注意点
浅溝スプールは軽量でレスポンスに優れますが、スプールエッジの傷や変形には注意が必要です。
- シャロースプールのエッジ傷・変形
- スプールベアリングの回転と異音
- ハンドル回転時のゴリ感・シャリ感
- SVSインフィニティの外部ダイヤル
- 内部ブレーキシューの状態
- クラッチとレベルワインダーの動作
- マグネシウムボディの腐食
- 純正スプールが付属しているか
社外の深溝スプールやベイトフィネススプールへ交換された個体もあるため、純正状態かどうかも確認しましょう。
24メタニウムDC
2024年に発売された、24メタニウムDCシリーズのスペック表です。
15メタニウムDC以来、約9年ぶりにフルモデルチェンジしたメタニウムDCで、コアソリッドボディ、MGLスプールⅢ、I-DC5を組み合わせた現行DCモデルです。
| 製品名 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール 径/幅 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格 (税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24メタニウムDC 70 24メタニウムDC 71 | 6.2 | 5 | 175 | 34mm/19mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 66 | 42 | 10/1 | 62,000円 |
| 24メタニウムDC 70HG 24メタニウムDC 71HG | 7.1 | 5 | 175 | 34mm/19mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 76 | 42 | 10/1 | 62,000円 |
| 24メタニウムDC 70XG 24メタニウムDC 71XG | 8.1 | 5 | 180 | 34mm/19mm | 12-100 14-90 16-80 20-65 | 86 | 45 | 10/1 | 62,000円 |
15メタニウムDC以来9年ぶりのフルモデルチェンジ
24メタニウムDCは、2015年に発売された15メタニウムDC以来、約9年ぶりに刷新されたメタニウムDCです。
15メタニウムDCは13メタニウムをベースにしたモデルでしたが、24メタニウムDCは20メタニウム系のコンパクトなボディ構造を採用しています。
スプール幅は従来の22mmから19mmへナロー化され、スプールの立ち上がり、パーミング性能、近距離キャストの扱いやすさが大きく向上しました。
単純な遠投用DCではなく、巻物、撃ち物、低弾道キャスト、スキッピングまでこなせるバーサタイルDCとして設計されています。
DCモデル初のコアソリッドボディを採用
24メタニウムDCでは、メタニウムDCシリーズとして初めてコアソリッドボディが採用されています。
フレームとレベルワインドプロテクター側のサイドプレートを一体成型することで、ボディの継ぎ目を減らし、強い負荷が掛かった際のたわみを抑える構造です。
DCユニットを搭載しながらボディをコンパクトにまとめており、手の中へ収まりやすいパーミング性能を実現しています。
軽量なマグネシウム素材を採用しつつ、巻き抵抗の強いルアーや魚とのファイトでも力を逃がしにくい剛性を備えています。
MGLスプールⅢで低弾道キャストも行いやすい
スプールには、34mm径・19mm幅のMGLスプールⅢを搭載しています。
スプール側面の肉厚を薄くし、幅を19mmへナロー化することで回転慣性を抑え、キャスト開始時の立ち上がりを軽くしています。
従来のDCリールは、安定感に優れる一方で、近距離の低弾道キャストではスプールの立ち上がりが重く感じられる場合がありました。
24メタニウムDCは、MGLスプールⅢと新しいDC制御によって、オーバーヘッドキャストだけでなく、サイドキャスト、ピッチング、スキッピングにも対応しやすくなっています。
I-DC5で幅広いルアーとラインに対応
ブレーキシステムには、ラインモードと外部ダイヤルを組み合わせて調整するI-DC5を採用しています。
使用するラインに合わせて内部モードを設定し、外部ダイヤルでルアー重量や風の強さに合わせたブレーキ調整を行います。
DCブレーキがキャスト中のスプール回転を自動制御するため、ルアーが失速しやすい向かい風や、空気抵抗の大きなルアーでもバックラッシュを抑えやすい点が特徴です。
新しい制御プログラムによって、キャスト初期に必要以上のブレーキを掛けにくくしながら、失速時にはブレーキを効かせることで、立ち上がりとトラブルレス性能を両立しています。
DC搭載モデルとして非常に軽量
自重はノーマルギアとHGが175g、XGが180gです。
15メタニウムDCは190~195gだったため、24モデルでは15~20g軽量化されています。
通常の20メタニウムとほぼ同等の自重に抑えられており、DCユニットを搭載していることを意識しにくい軽快な操作感です。
キャスト回数の多いおかっぱり、トップウォーターやジャークベイトなどロッド操作の多い釣りでも、手首への負担を抑えやすくなっています。
12~16lbラインを使うバーサタイルゲームに最適
ラインキャパシティは、20メタニウムと同じ12lb-100m、14lb-90m、16lb-80m、20lb-65mです。
バスフィッシングで使用頻度の高い12~16lbラインを使った釣りへ幅広く対応します。
- クランクベイト・バイブレーション
- スピナーベイト・チャターベイト
- トップウォーター・ジャークベイト
- 高比重ノーシンカー
- フリーリグ・テキサスリグ
- ラバージグ
- 小型から中型のスイムベイト
極端に軽いルアーへ特化したベイトフィネス機でも、重量級ルアー専用機でもなく、中量級を中心に幅広く使えるDCモデルです。
ノーマル・HG・XGの選び方
ノーマルギア
ギア比6.2、最大巻上長66cmで、クランクベイト、スピナーベイト、スイムベイトなどの巻物に向いています。
ハンドルの巻き重りを抑えやすく、ルアーを一定速度で巻き続けたい場合に使いやすいギア比です。
HG
ギア比7.1、最大巻上長76cmで、巻物からトップウォーター、ジャークベイト、ワーミングまで幅広く対応します。
24メタニウムDCを1台でさまざまな釣りに使うなら、最もバーサタイルに使いやすいギア比です。
XG
ギア比8.1、最大巻上長86cmで、高比重ワーム、ラバージグ、テキサスリグ、フロッグなどに向いています。
45mmハンドルを搭載しており、ラインスラックを素早く回収しながら、力を掛けて巻き上げられます。
15メタニウムDCとの主な違い
| 比較項目 | 15メタニウムDC | 24メタニウムDC |
|---|---|---|
| ボディ | 13メタニウム系 | コアソリッドMgボディ |
| 自重 | 190~195g | 175~180g |
| スプール | 34mm径・22mm幅 | 34mm径・19mm幅 MGLスプールⅢ |
| ブレーキ | I-DC5 | 新制御のI-DC5 |
| パーミング | やや大きめ | コンパクト |
| 近距離キャスト | 安定感重視 | 立ち上がりが軽く低弾道にも対応 |
| ラインキャパシティ | 12lb-120m | 12lb-100m |
| おすすめ用途 | 太めのラインを多く巻く釣り | 現代的なバーサタイルゲーム |
15メタニウムDCはラインキャパシティに余裕がありますが、24メタニウムDCは軽さ、コンパクトさ、スプールレスポンスが大きく向上しています。
中古価格を抑えながら太いラインを多く巻きたい場合は15モデル、最新の操作性とキャスト性能を求めるなら24モデルがおすすめです。
20メタニウムとの主な違い
| 比較項目 | 20メタニウム | 24メタニウムDC |
|---|---|---|
| ブレーキ | SVSインフィニティ | I-DC5 |
| 自重 | 175g | 175~180g |
| スプール | MGLスプールⅢ | MGLスプールⅢ |
| ボディ | コアソリッドMg | コアソリッドMg |
| キャストフィール | 遠心ブレーキの自然な伸び | DC制御による安定感 |
| 向かい風 | 設定と技術が必要 | バックラッシュを抑えやすい |
| ブレーキ調整 | 内部シュー+外部ダイヤル | ラインモード+外部ダイヤル |
| おすすめする人 | 軽快なキャストフィールを重視 | トラブルレス性能を重視 |
20メタニウムと24メタニウムDCは、ボディやスプールの基本構成が近く、主な違いはブレーキシステムです。
遠心ブレーキ特有の自然な伸びや、自分で設定を追い込む楽しさを重視するなら20メタニウムが向いています。
向かい風やキャストミスへの強さ、バックラッシュを抑えた安定感を重視するなら24メタニウムDCがおすすめです。
24メタニウムDCがおすすめの人
- バックラッシュを抑えながら安定してキャストしたい方
- 向かい風でも投げやすいリールを求める方
- DCリールでも軽さとコンパクトさを重視する方
- 巻物からワーミングまで1台で幅広く使いたい方
- ピッチングやスキッピングも多用する方
- 15メタニウムDCから買い替えたい方
24メタニウムDCを購入するときの注意点
24メタニウムDCはバーサタイル性能に優れますが、使用するルアーやラインによっては別モデルの方が適している場合があります。
- 極端に軽いルアー中心ならアルデバランBFSなどが適する
- 太いラインを大量に巻くなら23メタニウム100/101が適する
- 重量級ビッグベイト中心ならバンタムやアンタレスDC MDが適する
- 遠心ブレーキの自然な伸びを好む場合は20メタニウムも候補
- DCユニット搭載のため、故障時の修理費用は通常モデルより高くなる可能性がある
中古で購入する場合は、外観や巻き感だけでなく、DC音、ブレーキ制御、モード切り替えの動作も確認しましょう。
- DC音とブレーキの動作
- 内部モードと外部ダイヤルの切り替え
- MGLスプールⅢのエッジ傷・変形
- ハンドル回転時のゴリ感・シャリ感
- クラッチとレベルワインダーの動作
- マグネシウムボディの塗装剥がれや腐食
- 海水での使用歴
歴代メタニウム主要モデル比較表
歴代メタニウムの中でも、現在中古で選びやすいモデルと現行モデルを中心に比較しました。
| モデル | ブレーキ | 自重 | スプール | 得意な釣り | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 07メタニウムMg | SVS | 170g | 34mm/22mm | 巻物・ワーミング全般 | 軽量でクセが少ない旧型の名機 |
| 13メタニウム | SVS∞ | 170~175g | 34mm/22mm | オールラウンド | 外部ダイヤルとXGを追加 |
| 15メタニウムDC | I-DC5 | 190~195g | 34mm/22mm | 中量級ルアー・向かい風 | 旧型DCの安定感と十分な糸巻量 |
| 16メタニウムMGL | SVS∞ | 175g | 34mm/22mm | 巻物・操作系ルアー | MGLスプール搭載の中古人気モデル |
| 20メタニウム | SVS∞ | 175g | 34mm/19mm | 巻物・撃ち物・ワーミング | コアソリッドボディとMGLスプールⅢ |
| 22シャローエディション | SVS∞ | 165g | 34mm/19mm浅溝 | 軽量~中量級ルアー | 浅溝スプールとシリーズ最軽量クラス |
| 23メタニウム100/101 | SVS∞ | 175g | 34mm/19mm | 太糸・高比重ワーム | 20メタニウムの糸巻量強化モデル |
| 24メタニウムDC | I-DC5 | 175~180g | 34mm/19mm | オールラウンド・向かい風 | DCの安定感と現行メタニウムの軽快さを両立 |
飛距離を重視するならどのモデル?
遠心ブレーキの伸びを重視するなら20メタニウム、DCによる安定した飛距離を求めるなら24メタニウムDCがおすすめです。
20メタニウムはMGLスプールⅢとSVSインフィニティを搭載し、ブレーキ設定を追い込むことでキャスト後半まで伸びる自然な飛距離を引き出せます。
24メタニウムDCは、向かい風や空気抵抗のあるルアーでもスプール回転を電子制御し、バックラッシュを抑えながら安定して飛ばしやすいモデルです。
太いラインを多く巻いて遠投する場合は、ラインキャパシティに余裕がある23メタニウム100/101も候補になります。
軽量ルアーを扱いやすいモデルは?
歴代メタニウムの中では、浅溝スプールを搭載する22メタニウム シャローエディションが、比較的軽量なルアーを扱いやすいモデルです。
スプールへ巻くライン量が少ないため、回転慣性が小さく、軽い力でもスプールが立ち上がります。
5~14g前後のルアーを幅広く扱いたい場合に適しています。
ただし、3g以下のルアーを中心に使う場合は、アルデバランBFSなどのベイトフィネス専用機の方が快適です。
太いラインを使いやすいモデルは?
14~20lbのラインを使う場合は、23メタニウム100/101がおすすめです。
14lbラインを100m、16lbラインを85m、20lbラインを70m巻けるため、高比重ワーム、フリーリグ、ラバージグ、テキサスリグなどに対応しやすくなっています。
通常の20メタニウムよりライン残量に余裕があり、遠投した後もスプール径の低下を抑えやすい点がメリットです。
歴代メタニウムのおすすめモデル
歴代メタニウムは世代ごとに性格が異なるため、価格や新しさだけでなく、使用するルアーやラインに合わせて選ぶことが重要です。
現行モデルで万能に使う:20メタニウム
遠心ブレーキモデルを1台で幅広く使いたい場合は、20メタニウムがおすすめです。
軽量でコンパクトなコアソリッドボディとMGLスプールⅢを搭載し、巻物、トップウォーター、ジャークベイト、高比重ワーム、フリーリグ、ラバージグまで幅広く対応します。
DCモデルより軽快で、遠心ブレーキの自然なキャストフィールを好む方にも向いています。
DCの安定感を重視する:24メタニウムDC
バックラッシュを抑えながら安定してキャストしたい場合は、24メタニウムDCがおすすめです。
DCモデルでありながら175~180gと軽く、通常のメタニウムに近いコンパクトな操作感を実現しています。
向かい風、横風、空気抵抗のあるルアー、スキッピングなど、キャストトラブルが起こりやすい状況でも扱いやすいモデルです。
軽量ルアーを中心に使う:22メタニウム シャローエディション
5~14g前後のルアーを中心に使う場合は、22メタニウム シャローエディションがおすすめです。
浅溝スプールによってスプールの立ち上がりが軽く、小型クランク、シャッド、ミノー、ネコリグ、軽量フリーリグなどに対応します。
8~12lbラインを使用するライト寄りのバーサタイルゲームに適しています。
太糸で撃ち物をする:23メタニウム100/101
14~20lbラインを使用し、高比重ワーム、ラバージグ、テキサスリグ、フリーリグを中心に使うなら23メタニウム100/101が適しています。
20メタニウムと同じコンパクトなボディと軽さを維持しながら、ラインキャパシティを増やしている点が魅力です。
通常モデルでは糸巻量が少ないと感じる方や、太いラインを使って遠投したい方に向いています。
中古でコストを抑える:16メタニウムMGL
中古で価格と性能のバランスを重視するなら、16メタニウムMGLが有力候補です。
MGLスプールを搭載し、キャストの立ち上がりや低弾道キャストのしやすさに優れています。
現行モデルほどコンパクトではありませんが、中量級ルアーを幅広く扱える基本性能は現在でも十分です。
中古のDCモデルを安く選ぶ:15メタニウムDC
中古価格を抑えながらDCブレーキの安定感を得たい場合は、15メタニウムDCも選択肢になります。
24メタニウムDCより重く、ボディも大きめですが、34mm径・22mm幅スプールによる十分なラインキャパシティを備えています。
ただし、旧型DCは故障時に純正部品を確保できない可能性があるため、DCユニットの動作を確認して購入しましょう。
メタニウムのギア比の選び方
メタニウムには、ノーマルギア、HG、XGなど複数のギア比が用意されています。
ギア比によってハンドル1回転あたりの巻上長や巻き上げの軽さが変わるため、使用するルアーや釣り方に合わせて選びましょう。
ノーマルギアがおすすめの釣り
ノーマルギアは、巻き抵抗のあるルアーを軽い力で一定速度に巻き続けたい場合に向いています。
- クランクベイト
- ディープクランク
- スピナーベイト
- チャターベイト
- スイムベイトのスローリトリーブ
ハンドル1回転あたりの巻上長が短いため、ルアーを必要以上に速く巻きにくく、一定速度を維持しやすい点が特徴です。
HGがおすすめの釣り
HGは巻物から操作系ルアーまで幅広く対応できる、最も汎用性の高いギア比です。
- クランクベイト
- スピナーベイト・チャターベイト
- トップウォーター
- ジャークベイト
- 高比重ノーシンカー
- フリーリグ
1台でさまざまな釣りを行いたい場合や、最初のメタニウムを選ぶ場合はHGが選びやすいでしょう。
XGがおすすめの釣り
XGは、ルアー操作後に発生したラインスラックを素早く回収したい釣りに向いています。
- 高比重ノーシンカー
- ラバージグ
- テキサスリグ
- フリーリグ
- フロッグ
- トップウォーター
- カバー撃ち
魚を掛けた後にカバーから素早く引き離したい場面や、回収して次のキャストへ移るテンポを重視する釣りでも有利です。
ただし、巻き抵抗の強いルアーを長時間巻く場合は、ノーマルギアやHGよりハンドルが重く感じられることがあります。
中古メタニウムを購入するときの注意点
メタニウムは人気シリーズのため、歴代モデルが中古市場に数多く流通しています。
ただし、古いモデルほど部品の摩耗や腐食、純正パーツの供給終了に注意が必要です。
ハンドルの巻き感を確認する
ハンドルをゆっくり回し、ゴリ感、シャリ感、周期的な引っ掛かりがないか確認しましょう。
ギアの摩耗やベアリングの劣化が進んでいる個体は、巻き心地が悪くなっている場合があります。
スプールの状態を確認する
スプールエッジに大きな傷や変形があると、ラインが傷付いたり、スプール回転へ影響したりする可能性があります。
MGLスプールやシャロースプールは軽量に作られているため、落下や強い衝撃による変形にも注意しましょう。
クラッチとレベルワインダーを確認する
クラッチがスムーズに切れ、ハンドルを回した際に確実に戻るか確認します。
レベルワインダーが左右へ引っ掛からずに動くか、異音がないかも重要な確認ポイントです。
DCモデルはブレーキの動作を確認する
DCモデルは電子音が鳴るだけでなく、実際にブレーキが正常に作動しているか確認する必要があります。
可能であれば、各モードでキャストし、ブレーキ力が変化するか確認しましょう。
旧型DCユニットは故障した際に純正部品を確保できない可能性があります。
マグネシウムボディの腐食に注意
メタニウムにはマグネシウムボディを採用したモデルが多く、塗装が剥がれた部分から腐食する可能性があります。
ネジ周辺、サイドプレートの内側、フット周辺などに白い粉状の腐食や塗装の浮きがないか確認しましょう。
海水使用歴がある個体は、外観がきれいでも内部に腐食が発生している場合があります。
社外パーツへの交換歴を確認する
メタニウムはカスタムパーツが豊富で、スプール、ハンドル、ドラグ、ベアリングなどが交換されている個体も多くあります。
社外パーツが必ず悪いわけではありませんが、純正部品が付属しているか、取り付け状態に問題がないか確認しましょう。
メタニウムに関するよくある質問
歴代メタニウムで一番おすすめなのは?
遠心ブレーキモデルを幅広く使うなら20メタニウム、DCの安定感を重視するなら24メタニウムDCがおすすめです。
軽量ルアーを中心に使う場合は22メタニウム シャローエディション、太いラインを使用する場合は23メタニウム100/101が適しています。
メタニウムとメタニウムDCはどちらが飛ぶ?
条件が整った状態で遠心ブレーキを細かく調整できる方は、通常のメタニウムで伸びのある飛距離を出しやすいでしょう。
向かい風やキャスト条件が安定しない状況では、メタニウムDCの方がバックラッシュを抑えながら安定した飛距離を出しやすくなります。
最大飛距離だけでなく、平均飛距離とキャストの成功率まで考えると、使用者や状況によって結果は変わります。
初心者には通常モデルとDCのどちらがおすすめ?
バックラッシュを抑えて安定してキャストしたい初心者には、24メタニウムDCが使いやすいでしょう。
DCブレーキがキャスト中のスプール回転を制御するため、風やルアーの姿勢変化によるトラブルを抑えやすくなります。
一方、ブレーキ設定を覚えながら軽快なキャストフィールを楽しみたい場合は、20メタニウムもおすすめです。
20メタニウムと22シャローエディションの違いは?
20メタニウムは標準的な糸巻量を備え、巻物からワーミングまで幅広く対応するモデルです。
22シャローエディションは浅溝スプールを搭載し、軽量ルアーのキャストレスポンスを高めています。
12~16lbラインを使って幅広い釣りを行うなら20メタニウム、8~12lbラインで軽量ルアーを中心に使うならシャローエディションが向いています。
20メタニウムと23メタニウム100/101の違いは?
主な違いはラインキャパシティです。
20メタニウムは14lbライン90m、23メタニウム100/101は14lbライン100mを巻けます。
太いラインを使用する高比重ワーム、ラバージグ、テキサスリグなどでは、100/101モデルの方が使いやすいでしょう。
メタニウムとアンタレスの違いは?
メタニウムは軽さ、コンパクトさ、バーサタイル性能を重視したシリーズです。
アンタレスは、飛距離、巻き心地、質感をより高い水準で追求したフラッグシップシリーズです。
近距離から中距離のキャストやワーミングも含めて幅広く使うならメタニウム、中量級以上のルアーを遠投し、巻き心地も重視するならアンタレスが向いています。
メタニウムとバンタムの違いは?
メタニウムは軽量で操作性が高く、巻物からワーミングまで幅広く対応するモデルです。
バンタムはボディ剛性とパワーを重視し、巻き抵抗の大きなルアー、カバーゲーム、重量級ルアーに向いています。
キャスト回数の多い釣りやロッド操作を重視するならメタニウム、高負荷の釣りや耐久性を重視するならバンタムがおすすめです。
古いメタニウムは今でも使える?
整備状態が良い個体であれば、07メタニウムMg、13メタニウム、16メタニウムMGLなどは現在でも十分に実釣で使用できます。
ただし、古いモデルはギアやベアリングの摩耗、マグネシウムボディの腐食、純正部品の供給終了に注意が必要です。
購入価格だけでなく、オーバーホールや修理に必要な費用も考慮しましょう。
メタニウムは海でも使える?
使用するモデルがソルトウォーター対応であるか、シマノ公式の仕様を確認してから使用しましょう。
マグネシウムボディを採用したモデルは、塗装が傷付いた部分から腐食する可能性があります。
海水で使用した後は、ドラグを締めた状態で弱い流水を使って表面の塩分を洗い流し、十分に乾燥させてください。
高圧の水を当てたり、リールを水中へ浸けたりすることは避けましょう。
まとめ
メタニウムは、1992年に初代バンタムスコーピオンメタニウムXTが登場して以来、軽さ、剛性、キャスト性能を高い次元で両立するシマノの人気ベイトリールとして進化を続けてきました。
初代の赤メタ、97年の銀メタを経て、00メタニウムMgではマグネシウムボディによる大幅な軽量化を実現しました。
07メタニウムMgでは自重170gとギア比7.0のMg7が登場し、08メタニウムMgDCではシリーズ初のDCブレーキが採用されています。
13メタニウムではSVSインフィニティとXGが追加され、16メタニウムMGLでは低慣性なMGLスプールによってキャスト性能が強化されました。
20メタニウムではコアソリッドボディとMGLスプールⅢを採用し、コンパクトな操作感と高い剛性を両立しています。
22メタニウム シャローエディションは軽量ルアーへの対応力を強化し、23メタニウム100/101は太いラインを使うアングラーに向けてラインキャパシティを増やしました。
そして24メタニウムDCでは、コアソリッドボディ、MGLスプールⅢ、I-DC5を組み合わせ、DCの安定感とメタニウムらしい軽さを両立しています。
- 遠心ブレーキで幅広く使う:20メタニウム
- DCの安定感を重視:24メタニウムDC
- 軽量ルアー中心:22メタニウム シャローエディション
- 太糸・撃ち物中心:23メタニウム100/101
- 中古でコスパ重視:16メタニウムMGL
歴代メタニウムを選ぶ際は、新しいモデルかどうかだけでなく、使用するルアー重量、ラインの太さ、必要な糸巻量、ブレーキ方式、ギア比を比較することが重要です。
自分の釣り方に合ったモデルを選び、メタニウムならではの軽快な操作感と高いバーサタイル性能を体感してみてください。
新しいメタニウムシリーズが追加された際には、本記事も随時更新していきます。歴代モデルのスペックや違いを確認する際に、ぜひ本ページをご活用ください。




















