
琵琶湖のエビモ攻略で近年注目を集めている巻き物ルアーが、Bass Puzzle(バスパズル)の「グラスピース」です。
スピナーベイトの高い直進性とカバー回避能力、チャターベイトの強い振動と飛距離を組み合わせた独特なブレードベイト。
特に琵琶湖プロガイドの宮廣祥大プロがエビモジャングル攻略で多用しており、2026年の実釣でもグラスピース3/8oz+デスアダー6インチの組み合わせでビッグバスをキャッチしています。
そこで今回は、宮廣祥大プロの近年の実釣情報を参考に、グラスピースの使い方やウエイトの選び方、デスアダー6インチを使ったトレーラーセッティング、実際のタックルデータまで詳しく解説します!
琵琶湖のエビモやシャローウィードを巻き物で攻略したい方は、ぜひ参考にしてみてください♪
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目次
- グラスピースとは?
- グラスピースが琵琶湖のエビモ攻略で強い理由
- 宮廣祥大プロの最新グラスピースタックル
- おすすめトレーラーはデスアダー6インチ
- 3/8oz・1/2oz・3/4ozの使い分け
- グラスピースの基本的な使い方
- エビモジャングルを攻略する使い方
- おすすめカラーと使い分け
- グラスピースFLEXとの違い
- 宮廣祥大プロによる実釣解説動画
- まとめ
グラスピースとは?

グラスピースは、Bass Puzzleから発売されているシャローカバー攻略用のブレードベイトです。
メーカー公式では「スピナーベイトとチャターベイトの交雑種」と表現されています。
スピナーベイト譲りの高い直進性を持ちながら、チャターベイトのような強いバイブレーションを発生。
一般的なチャターベイトのように左右へ大きくチドるタイプではなく、安定した姿勢で真っすぐ泳ぎやすいのが大きな特徴です。
そのため、エビモやカナダモなどのウィードが複雑に生えるエリアでも狙ったコースをトレースしやすくなっています。
グラスピースは、スピナーベイトとチャターベイトの交雑種です。
出典:Grass Piece – グラスピース|Bass Puzzle – バスパズル
ワームが不要で、全くチドらない直進性の高さはスピナベ譲り。
飛行姿勢が安定してよく飛び、バイブレーションが強くブルブル感が明確なのはチャターの血統。
キレとレスポンスが抜群の、0.2㎜極薄ブレードを採用した第三のシャローカバーベイトです。
ラインナップされているウエイトは3/8oz・1/2oz・3/4oz。
| ウエイト | 特徴 |
| 3/8oz | 水面直下やエビモトップ攻略 |
| 1/2oz | スピードアップ・少しレンジを入れたい場面 |
| 3/4oz | 深いレンジやウィードトップが低い場面 |
グラスピースはウエイトを使い分けることで、ウィードと水面の間にある僅かな隙間を効率良く攻略できます。
グラスピースが琵琶湖のエビモ攻略で強い理由
グラスピース最大の強みは、非常に高いウィード回避性能です。
琵琶湖では梅雨頃からエビモが水面付近まで成長し、水面とウィードトップの間に僅かな隙間しかないエリアが増えてきます。
通常のチャターベイトでは、ブレードやヘッドがエビモへ接触するとウィードを拾ってしまい、綺麗に巻き続けることが難しい場面があります。
しかしグラスピースはワイヤー構造を採用しているため、エビモ周りでも比較的スムーズにルアーを通すことが可能。
2026年6月の宮廣祥大プロの実釣でも、減水とウィードの成長によって水面とエビモトップの隙間が狭くなったエリアで、ウィードレス性能の高いグラスピースの出番が増えていることが紹介されています。
つまりグラスピースは、「普通のチャターでは巻きにくいほど濃いエビモを横方向に攻略するルアー」として非常に強いアイテムです。
特に琵琶湖のシャローでエビモが水面近くまで伸びる梅雨から夏、ベイトフィッシュがシャローへ入る秋は要注目。
ワームを撃って釣るイメージが強い濃いウィードエリアを、巻き物でハイテンポにサーチできるのがグラスピースの大きなメリットです。
宮廣祥大プロの最新グラスピースタックル
グラスピースを琵琶湖で長年使い込んでいるのが、琵琶湖プロガイドの宮廣祥大プロです。
2026年6月に公開された宮廣プロ本人のタックルデータでは、以下のセッティングが使用されています。
| ルアー | グラスピース3/8oz+デスアダー6インチ |
| ロッド | ALLUREMENT 71MH《SUMMIT》 |
| リール | Revo5 SX VOLTIQ |
| ライン | バニッシュレボリューション16lb |
注目したいのが7フィート1インチのMHクラスロッドとフロロカーボン16lbというパワーセッティング。
グラスピースで狙うエリアは濃いエビモやヘビーウィード周辺です。
バイト後にバスをウィードへ潜らせないためにも、ある程度強いロッドとラインが必要になります。
またグラスピースは大型のフックを採用しているため、太軸フックをしっかり貫通させるパワーも重要です。
リールの巻き取り量にも注目
宮廣プロが使用しているRevo5 SX VOLTIQは、ハンドル1回転の巻き取り量が69cm。
宮廣プロは、この巻き取り量がグラスピースと相性が良く、一定のリズムを刻みやすいと解説しています。
グラスピースはロッドアクションで動かすルアーではありません。
キャストして一定のスピードで巻き続けることが基本。
そのため、速すぎず遅すぎない巻き取り量のリールを使用し、自分が一定速度で巻き続けやすいセッティングを作ることが重要です。
おすすめトレーラーはデスアダー6インチ

グラスピースはトレーラーワームを装着せず、単体で使用することも可能です。
しかし近年の宮廣祥大プロの琵琶湖実釣で頻繁に登場しているのが、デプスのデスアダー6インチを組み合わせたセッティングです。
グラスピース3/8oz+デスアダー6インチ。
現在グラスピースを琵琶湖で使うなら、まず試しておきたい基本セッティングと言えるでしょう。
デスアダー6インチのメリットは、大きなボディによってルアー全体のシルエットを強くできること。
広大な琵琶湖や濃いウィードエリアでは、バスにルアーの存在を見つけてもらうことも重要です。
デスアダー6インチは大きなシルエットを持ちながら、シャッドテールのような強いテールアクションを発生させません。
グラスピース本来の直進性やブレードアクションを邪魔しにくく、ルアーのボリュームだけを大きくできるのが強みです。
「強い波動をさらに追加する」のではなく、「シルエットを大きくしてバスに見つけてもらう」ためのトレーラー。
この考え方でデスアダー6インチを組み合わせると、グラスピースの狙いが非常に分かりやすくなります。
デスアダー5インチとの使い分け
宮廣プロはデスアダー6インチだけでなく、状況によってデスアダー5インチも使用しています。
2026年6月の実釣では、グラスピースのミニブレード1/2ozにデスアダー5インチを組み合わせたセッティングも登場。
基本は存在感の強いデスアダー6インチ。
ルアー全体を少しコンパクトにしたい場合や、ミニブレードモデルと組み合わせる場合はデスアダー5インチ。
この2サイズを用意しておくと状況へ対応しやすいでしょう。
3/8oz・1/2oz・3/4ozの使い分け
グラスピースを使ううえで非常に重要なのがウエイト選びです。
単純に水深だけでウエイトを決めるのではなく、水面とウィードトップの隙間を見て選びましょう。
3/8oz|エビモトップ・水面直下の基本ウエイト
近年の宮廣プロのグラスピースゲームで特に頻繁に使用されているのが3/8ozです。
水面付近まで伸びたエビモや、水面とウィードトップの隙間が狭いエリアを攻略する場合に非常に使いやすいウエイト。
水面直下をキープしながら、エビモの上をテンポ良く巻いていきます。
初めてグラスピースを購入するなら、まず3/8ozから試すのがオススメです。
1/2oz|隙間が広いエリアやスピードアップ
3/8ozよりウエイトを上げ、少しレンジを入れたい場合に使いやすいのが1/2oz。
宮廣プロは2026年6月、水面とエビモトップの隙間の広さによって3/8ozと1/2ozを使い分けています。
ウィードトップが少し低くなったエリアや、3/8ozでは浮き上がり過ぎる場合は1/2ozへ変更してみましょう。
またグラスピースには1/2ozのミニブレードモデルも存在します。
ノーマルブレードより水の抵抗を抑えやすいため、高速でサブサーフェスを巻きたい場面でも注目したいモデルです。
3/4oz|ウィードトップが低いエリアを攻略
季節が進みウィードトップが低くなった場合や、さらに深いレンジをトレースしたい場合は3/4oz。
軽いウエイトでは水面へ浮き上がり過ぎてしまう状況でも、重い3/4ozなら狙ったレンジを通しやすくなります。
| 状況 | おすすめウエイト |
| 水面とエビモの隙間が狭い | 3/8oz |
| 隙間が少し広い | 1/2oz |
| ウィードトップが低い・レンジを下げたい | 3/4oz |
グラスピースは「ウィードの上を巻く」ことが基本。
ウィードへ潜り込ませるのではなく、その日のウィードトップへ最も合わせやすいウエイトを選びましょう。
グラスピースの基本的な使い方
グラスピースの基本的な使い方は非常にシンプルです。
キャストして一定速度で巻くだけ。
ジャークやトゥイッチなどのロッドアクションを加える必要はありません。
狙いたいのは、水面とウィードトップの間にある僅かな隙間。
キャスト後に巻き始め、エビモやカナダモの上を一定速度でトレースします。
ロッドティップへ伝わる「ブルブル」というブレードの振動を感じながら巻き続けましょう。
振動が消えた場合はウィードが絡んでいる可能性があります。
軽くロッドを煽る、またはリーリングスピードを一瞬上げてウィードを外し、再び一定速度で巻き始めます。
グラスピースは一定のリズムで巻き続けることで広いエリアを効率良くサーチできるルアーです。
まずは難しく考えず、ウィードトップへレンジを合わせてひたすら巻いてみましょう!
エビモジャングルを攻略する使い方
グラスピースで特に注目したいのが、水面付近まで伸びたエビモジャングルの攻略です。
エビモが水面まで伸びると、通常の巻き物ではキャストできるコースが非常に限られます。
しかしグラスピースなら、濃いエビモの周辺や僅かな隙間を巻いて攻略できます。
エビモの向こう側へキャストする
宮廣プロのグラスピースゲームで参考にしたいのが、エビモの向こう側へルアーをキャストするアプローチ。
エビモの手前だけを巻くのではなく、狙っているウィードの向こう側までキャストします。
そこからグラスピースを巻き、ウィードの上や際を通していきます。
ウィードへ接触した場合は、グラスピースを滑らせるようにウィードの上へ通し、再び水中へ入ったところからリーリングを再開。
このウィードを越えて再び泳ぎ始める瞬間も大きなバイトチャンスです。
エビモの中や周辺にいるバスから見ると、突然ルアーがウィードを越えて目の前へ現れます。
グラスピースの高いウィードレス性能を活かした、非常に攻撃的な使い方です。
バイトは水面丸見え!
水面直下を巻くグラスピースゲームでは、バスがウィードの中から突き上げてバイトすることがあります。
水面が大きく盛り上がるようなバイトや、突然グラスピースが消えるバイトシーンは非常にエキサイティング!
ただし水面が割れた瞬間に慌ててフッキングすると、ルアーをバスの口から引き抜いてしまう可能性があります。
ロッドへ魚の重みが乗ったことを確認してから、しっかりフッキングすることを意識しましょう。
おすすめカラーと使い分け
グラスピースのカラー選びでは、細かな色の違いよりも膨張色とダーク系を大きく使い分ける考え方が参考になります。
2026年6月の宮廣プロの実釣では、MSパールチャートなどの膨張色とブラックブルーなどのダーク系を準備することが紹介されています。
クリア~通常の水質|パール・チャート系
水質がクリア気味のエリアや、ルアーの存在感を出したい場合はパールやホワイトチャート系。
宮廣プロはローライトかつ水質がクリア気味のエリアで、膨張色のMSパールチャートを使用しています。
広いエリアでバスにルアーを発見してもらいたい場合にも使いやすいカラーです。
濁り|ブラックブルー系
濁りが強いエリアではブラックブルーなどのダーク系。
水中でシルエットをくっきりと出し、バスからルアーを発見しやすくします。
特に雨後や放流量の変化、風によって濁りが発生したエリアでは準備しておきたいカラーです。
ベイトフィッシュを意識するならアユ・ワカサギ系
ハスやアユなどのベイトフィッシュを意識したバスを狙う場合は、ナチュラル系カラーも選択肢。
宮廣プロの2026年6月のタックルデータでは、デッドリーワカサギカラーのグラスピース3/8ozも使用されています。
| 状況 | カラー |
| クリア・存在感を出したい | パール・ホワイトチャート系 |
| 濁り | ブラックブルーなどのダーク系 |
| ベイトフィッシュを意識 | アユ・ワカサギ系 |
迷った場合は明るい膨張色とブラック系の2色を準備しておくと、大きな水質変化へ対応しやすくなります。
グラスピースFLEXとの違い

現在のBass Puzzleには、オリジナルのグラスピースだけでなく「グラスピースFLEX」もラインナップされています。
オリジナルとFLEXの最大の違いは、ワイヤーとヘッドの接続構造。
オリジナルのグラスピースはワイヤーとヘッドが固定されていますが、FLEXはジョイント構造を採用しています。
このジョイント構造によってブレードのレスポンスを高め、スロー・ミディアム・ファストの幅広いスピードで鋭いアクションを発生させます。
| モデル | 特徴 |
| グラスピース | 浮き上がりやすく水面直下・ウィードトップ攻略が得意 |
| グラスピースFLEX | レンジコントロールしやすく一定レンジを巻きやすい |
グラスピースFLEXは5/8oz。
Bass Puzzleの解説では、フロロ16lbでフルキャストして通常速度で巻いた場合、約1.5m前後を泳ぐレンジ感と紹介されています。
オリジナルのグラスピースが水面直下のエビモトップ攻略を得意とするのに対し、FLEXは少し深い中層を一定レンジで巻く釣りに向いています。
シャローウィードの上を巻くならグラスピース。
1.5m前後の中層をレンジキープして巻くならグラスピースFLEX。
狙いたいレンジに合わせて使い分けてみましょう。
宮廣祥大プロによる実釣解説動画
BRUSHのYouTubeチャンネルでは、宮廣祥大プロがグラスピースを使って実際に琵琶湖を攻略する動画が公開されています。
注目したいのがグラスピースをキャストしているエリア。
一般的なチャターベイトでは巻き続けることが難しいほど濃いエビモ周りへキャストし、ウィードの上や僅かな隙間を攻略しています。
グラスピースをどんなエリアへキャストするのか。
どの程度のスピードで巻いているのか。
そしてバスがどのようにエビモの中からバイトしてくるのか。
文章だけでは分かりにくいグラスピースの使い方を理解できる動画なので、実際に使用する前に一度チェックしてみることをオススメします!
まとめ
以上がBass Puzzleの人気ブレードベイト「グラスピース」の使い方と、宮廣祥大プロのタックルセッティングの紹介でした。
近年の宮廣プロの琵琶湖実釣を参考にすると、まず注目したい組み合わせはグラスピース3/8oz+デスアダー6インチ。
水面付近まで伸びたエビモの上や、水面とウィードトップの僅かな隙間を一定速度で巻いて攻略します。
使用するタックルは7フィート前後のMHクラスを基準に、フロロカーボン16lb前後の強めのセッティングがオススメ。
ウィードと水面の隙間が狭ければ3/8oz。
少し隙間が広がれば1/2oz。
さらにレンジを下げたい場合は3/4ozと、その日のウィードトップに合わせてウエイトを使い分けてみましょう。
普通のチャターベイトでは巻くことが難しい濃いエビモを、ハイテンポな巻き物で攻略できるグラスピース。
琵琶湖の梅雨から夏、そしてベイトフィッシュを追う秋のシャロー攻略では、ぜひタックルボックスへ入れておきたいルアーです!
宮廣祥大プロの実釣動画も参考に、エビモの中からビッグバスが突き上げるエキサイティングなグラスピースゲームを楽しんでみてください♪

