カバースキャット3.5インチおすすめフックまとめ!冨本タケル・林陸功プロ実績セッティング公開

琵琶湖で圧倒的な人気と実績を誇るデプス「カバースキャット3.5インチ」。
このワームのポテンシャルを最大限に引き出す鍵となるのがフックセッティングです。
本記事では、カバースキャットの釣りを広めた冨本タケルプロをはじめ、林陸功プロ、さらに同系統リグで実績を持つプロガイド陣の使用フックを参考に、3.5インチにベストマッチするフック選びを徹底解説します。

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目次

 

カバースキャット3.5インチとは

出典:COVER SCAT | deps OFFICIAL HP

カバースキャット3.5インチは、ソルト含有量40%の超高比重マテリアルを採用したノーシンカーフォールベイト。小さなシルエットながら約16.5g前後の自重があり、ベイトタックルでフルキャスト可能、強風や遠投にも対応できるのが魅力です。

特徴的なフィン形状とシンプルなボディにより、フックをセットしてもフォール姿勢は水平に近く保たれ、高いスナッグレス性能でカバー周りをタイトに攻めることができます。

出典:deps公式HP

この「水平フォール+カバー回避性能」を活かすためには、フックの太さ・ゲイプ・番手選びが超重要。ここからは実際に琵琶湖プロガイドが使用しているフックを軸に、3.5インチに最適な組み合わせを解説します。

 

カバースキャット3.5インチの基本スペック

価格¥880(税込)※執筆時点
入数6個入り
推奨オフセットフック#3/0〜

メーカー推奨は「3/0〜」ですが、実戦では5/0〜6/0クラスの太軸・ナロー〜セミワイドゲイプが主流。以下でプロセッティングを具体的に見ていきます。

 

冨本タケルプロ使用フック(がまかつ)

カバースキャットブームの立役者・冨本タケルプロは、従来、がまかつ「エリートツアラー ワーム34R」6/0を愛用し、その後は「ワーム333」シリーズへメインフックをシフトしています。

  • エリートツアラー ワーム34R 6/0
    ・強靭なトーナメントグレードワイヤー
    ・ナローゲイプでカバー内でも刺さり重視
    ・3.5インチでも姿勢が安定しやすい定番セッティング
  • ワーム333(推奨:5/0〜6/0)
    ・ワーム34Rを受け継ぐコンセプト
    ・太軸+ナロー寄り形状で高比重ワームと相性◎
    ・濃いカバー撃ち、杭、ブッシュ攻略に最適

「タフなカバーをきっちり貫きたい」「トーナメントレベルの信頼性が欲しい」という方は、冨本プロと同様にがまかつフックを軸に組むのがオススメです。

 

林陸功プロ使用フック(リューギ)

デプス若手プロスタッフ・林陸功プロがカバースキャット3.5インチで使用しているのが、リューギ「LIMIT(リミット)」5/0です。

  • リューギ LIMIT 5/0
    ・TCコートによる鋭い初期掛かり
    ・ナロー寄りシルエットでカバースキャットのボディにフィット
    ・太軸設計でフッキング後も伸びにくく、ビッグバス対応
  • 水平フォール姿勢を崩しにくく、琵琶湖本湖のウィードエッジ〜カバー撃ちまで幅広く対応

「デプス×リューギで揃えたい」「掛かりと貫通力を最優先したい」というアングラーには、林プロ推奨のリミット5/0が最有力候補です。

 

他プロガイドのセッティングから見るフック選びの考え方

ここからは、カバースキャットそのものではなく、同じ「高比重ノーシンカーボトムジャーク」系リグで活躍するプロのフックセッティングを、カバースキャット3.5インチに応用する視点で紹介します。

ハイドアップ 永野総一朗プロ

高比重ワームに対してバリバス「オフセットマスターモンスタークラス」6/0など、太軸かつ信頼性の高いフックを使用。
カバースキャット3.5インチにも、同様に太軸+大型番手で一撃で掛けるコンセプトはそのまま流用可能です。

ジークラック 山下哲史プロ

イモ系高比重ワームにがまかつ「セオライズオフセット SWG-M」6/0を組み合わせるスタイル。
こちらも太軸・大きめ番手で「重いワームをしっかり支えつつ貫通させる」という考え方は、カバースキャット3.5インチのフック選びと共通しています。

これらプロの共通点は、

  • 高比重ワームには太軸フック
  • 5/0〜6/0クラスを基準にして姿勢と掛かりのバランスを取る
  • カバーの濃さに応じてゲイプ形状(ナロー〜ワイド)を使い分ける

という点。冨本・林両プロのセッティングもこの理論の上に成り立っており、「3.5インチ=5/0〜6/0太軸が基準」と考えると選びやすくなります。

 

関連YOUTUBE動画

冨本タケルプロによる実釣解説動画では、カバースキャット3.5インチのアクションや狙うスポット、フックセッティングのニュアンスもチェックできます。記事と合わせて見ることで理解が一気に深まります。

 

まとめ:カバースキャット3.5インチに最適なフックは?

  • 冨本タケルプロ系
    がまかつ「ワーム333」5/0〜6/0/「ワーム34R」6/0
    → カバー撃ち特化、貫通力重視、ナロー寄りセッティング。
  • 林陸功プロ系
    リューギ「LIMIT(リミット)」5/0
    → デプス×リューギ派に◎。高比重ボディとの相性抜群で水平フォール安定。
  • 共通セオリー
    ・高比重ワームには太軸フック
    ・3.5インチは5/0〜6/0が基準番手
    ・フックは必ずセンター刺しで姿勢を崩さないこと

プロガイドの実績セッティングを真似するだけでも、いきなり「外さない」状態からスタートできます。
そこから自分のタックル・フィールド・カバーの濃さに合わせて微調整していけば、カバースキャット3.5インチはもっと強い武器になります。

 

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