スクーパーフロッグ完全攻略|ダディ・マグナム・メガの使い方とおすすめフック・リグを徹底解説

スクーパーフロッグシリーズは、表層のノーシンカーだけでなく、ジグトレーラーやダウンショットによる中層攻略でも高い実績を持つエラストマールアーです。

しかし、現在はオリジナル・ダディ・マグナム・メガなど複数のサイズがあり、「どのサイズを選べばよいのか」「フックやジグは何を合わせるのか」「どう動かせば脚がきれいに動くのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ボトムアップ代表・川村光大郎さんの実釣解説をもとに、スクーパーフロッグシリーズの違い、ダディ・マグナム・メガの使い分け、おすすめリグ、フック、タックルセッティング、アクションのコツまで詳しく解説します。

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目次

 

スクーパーフロッグとは

スクーパーフロッグは、ボトムアップが開発した高浮力エラストマー素材のフロッグ型ルアーです。

見た目はカエルですが、最大の特徴は単純にカエルの形を再現したことではありません。

本物のカエルが水中で脚を伸ばし、再び縮めながら逃げる動きを再現するために設計されていることが、スクーパーフロッグシリーズ最大の特徴です。

逃げる動きで捕食スイッチを入れる

近年は虫系ルアーや吊るし、ネコリグなどを見慣れたバスも多く、同じ場所で細かく震わせるだけでは見切られることがあります。

そこでスクーパーフロッグは、バスの目の前から生き物が逃げるようなキックアクションを発生させ、反射的なバイトを引き出すことを重視しています。

ロッド操作を加えると、左右のレッグが大きく伸び、その後ボディ側へ戻ります。脚が戻る際には水の抵抗がブレーキとなるため、移動距離を抑えながらピンスポットで誘うことも可能です。

カップ状の口が強い水押しを生み出す

スクーパーフロッグの頭部は、横幅のあるフラットな形状に設計されています。

特にダディでは、口元がカップ状になっており、ノーシンカーで操作した際にも水を強く押して波紋を発生させます。

ナチュラルな脚の動きだけでなく、カップ状の口、腕、レッグが水を動かすことで、離れた場所にいるバスにもルアーの存在を気付かせられます。

柔らかいエラストマー素材を採用

ボディには非常に柔らかいエラストマー素材が使用されています。

  • 高い浮力がある
  • 着水音を抑えやすい
  • バイト時にボディが潰れやすい
  • レッグが自然に伸縮する
  • ワーム素材より耐久性が高い

柔らかい素材によって静かに着水させやすく、本物のカエルや小動物が水面へ落ちたようなナチュラルなアプローチが可能です。

背中と腹側のスリットでフッキング性能を確保

ボディには背中側と腹側にスリットが設けられています。

このスリットは、単純にフックポイントを隠すためだけではありません。バイト時に柔らかいボディが折れ曲がり、フックポイントが露出しやすくなるように設計されています。

 

スクーパーフロッグシリーズのサイズ比較

スクーパーフロッグシリーズは、サイズによって適したタックルや狙い方が異なります。

モデル主なタックルおすすめリグ特徴
ベビーライトスピニングノーシンカー、ダウンショット食わせ重視の小型モデル
オリジナルLクラススピニングノーシンカー、吊るし、ダウンショットスピニングで扱う基本サイズ
ミッドスピニング~ベイトフィネスノーシンカー、ダウンショットオリジナルとダディの中間
ダディM~M+ベイトノーシンカー、ジグ、ダウンショット数とサイズを両立する中核モデル
マグナムMH~Hベイトヘビーダウンショット、ジグビッグバス狙いに特化
メガHクラス以上14~18gジグ、ノーシンカー圧倒的な存在感と超スローアクション

川村光大郎さんは、オリジナルをスピニング向け、マグナムをビッグバス特化モデルと表現し、その中間に位置するダディをシリーズの「ど真ん中」と解説しています。

最初に購入するサイズで迷っている場合は、普段使用しているタックルを基準に選ぶと分かりやすいでしょう。

  • スピニングタックルで使うならオリジナル
  • ベイトタックルで幅広く使うならダディ
  • 大型を選んで狙うならマグナム
  • 50~60cmクラスを意識するならメガ

 

スクーパーフロッグダディとは

スクーパーフロッグダディは、バーサタイルなベイトタックルで扱いやすいボリュームと自重を追求したモデルです。

自重は11gあり、ノーシンカーでもベイトタックルで十分な飛距離を出せます。スキッピングもしやすく、専用のフロッグタックルを用意しなくても普段のベイトタックルへ組み込みやすい点が魅力です。

また、表層のノーシンカーだけでなく、フレックスジグのトレーラー、ダウンショット、リーダーレスダウンショットにも対応します。

ハイシーズンの表層ゲームから、早春や低水温期の中層スイミングまで使えるため、スクーパーフロッグシリーズの中でも特に汎用性が高いモデルです。

マグナムほど強すぎず、オリジナルよりも存在感とキャスタビリティーがあるため、数釣りと良型狙いを両立できます。

 

スクーパーフロッグダディのスペック

重さ11g
入数2個入り
推奨フックオフセットフック#3/0~#4/0
素材高浮力エラストマー
主なリグノーシンカー、ジグトレーラー、ダウンショット、リーダーレスダウンショット

11gの自重によって、M~M+クラスのベイトロッドでもキャストしやすく、フロロカーボンラインを使用した一般的なバーサタイルタックルで扱えます。

本格的なフロッグゲームのように、必ずしもヘビーロッドと太いPEラインを用意する必要はありません。

普段使用しているベイトタックルのルアーローテーションに、表層系ルアーとして自然に組み込める点がダディの大きなメリットです。

 

スクーパーフロッグダディのおすすめフック

スクーパーフロッグダディの推奨フックサイズは、オフセットフックの#3/0~#4/0です。

川村光大郎さんは、ダディにハヤブサ ライトニングストライク #3/0を使用しています。

ハヤブサ ライトニングストライク #3/0

ライトニングストライクは、ワイドゲイプ形状によってボリュームのあるダディにも合わせやすく、バイト時に十分なフッキングスペースを確保できます。

ノーシンカーやダウンショットでは、まず#3/0を基準にするとよいでしょう。

カバーが濃い場所や、より太軸のフックを使用したい場合は#4/0も選択肢になります。ただし、フックが大きく重くなるほど浮き姿勢やアクションが変わるため、実際に水中で確認してください。

 

スクーパーフロッグダディのおすすめリグ

スクーパーフロッグダディは、表層からボトム付近まで幅広いレンジを攻略できます。

リグおすすめの状況特徴
ノーシンカーハイシーズン、シェード、表層波紋とキックで水面へ誘い出す
ジグトレーラー早春、低水温、中層スロースイミングで良型を狙える
ダウンショット中層~ボトム一定レンジを維持しやすい
リーダーレスダウンショットカバー、岸際カバーへ入れながらレッグを動かせる

ノーシンカーリグ

スクーパーフロッグシリーズ本来の使い方です。

オーバーハング、シェード、岸際、浮きゴミ、カバーの隙間へ静かに着水させ、レッグを大きく伸縮させながら誘います。

ダディは11gの自重があるため、ノーシンカーでもベイトタックルで十分な飛距離を出せます。

専用のフロッグタックルを使わなくても、クランクベイトやワームと同じタックルでローテーションできるのが魅力です。

ジグトレーラー

スクーパーフロッグダディのジグトレーラー
出典:ScooperFrogDaddy(スクーパーフロッグダディ)|Bottomup公式サイト

早春や低水温期に特に有効なのが、フレックスジグのトレーラーとして使用する方法です。

川村光大郎さんは、フレックスジグ5~7gにダディをセットし、護岸際や水中のストラクチャー周辺をジグストのようにスイミングさせています。

ボトムへ落としてズル引くのではなく、中層でレッグを伸縮させながらゆっくり泳がせるのが基本です。

ダウンショットリグ

ダウンショットでは、ボトムで細かく一点シェイクするだけでなく、中層を泳がせる使い方も有効です。

シンカーによってレンジを安定させながら、ダディのレッグを伸縮させて横方向へ泳がせます。

浮力のあるエラストマー素材によって、一般的なワームよりも姿勢を維持しやすく、移動距離を抑えながら誘えます。

リーダーレスダウンショット

カバーや岸際を攻略したい場合は、リーダーレスダウンショットもおすすめです。

シンカーとフックが近いため、カバーへ入れやすく、着底後もレッグと腕の細かなアクションで誘えます。

ジグトレーラーとは異なりスカートの抵抗がないため、腕部分の「逆手」を残したまま使うことで、レッグのキックに細かな微振動を加えられます。

 

フレックスジグ5gと7gの使い分け

5gは低活性時のスロースイミングにおすすめ

早春、低水温、無風、ミスバイトが多い状況では5gがおすすめです。

  • フォールスピードを遅くできる
  • 中層をゆっくり泳がせやすい
  • 移動距離を抑えられる
  • バスに長くルアーを見せられる
  • 浅いレンジを引きやすい

川村光大郎さんの実釣では、7gから5gへ変更した直後に良型をキャッチし、その後もスロースイミングで連発しています。

バスがルアーへ反応しているのに食い切らない場合は、5gへ軽くしてスピードを落とすことで深いバイトへ変わる可能性があります。

7gはテンポよく広く探りたいときにおすすめ

7gは5gよりもレンジを下げやすく、テンポよく広い範囲を探れます。

  • 風がある
  • 少し深いレンジを探りたい
  • フォールスピードを上げたい
  • 素早く逃げるアクションを出したい
  • 魚の居場所を広く探したい

まず7gで広く探り、バイトが浅い、追尾だけで終わる、ルアーが速すぎると感じた場合に5gへ変更する使い方もおすすめです。

ダイワ スティーズ フレックスジグ5~7g

 

逆手を切るチューニング

スクーパーフロッグダディの腕部分には、レッグとは別に水を受けて動く「逆手」があります。

川村光大郎さんは、フレックスジグのトレーラーとして使用する際に、この逆手をカットすることがあります。

ジグトレーラーでは逆手を切る場合がある

フレックスジグにはスカートがあり、その抵抗によってフォールスピードが遅くなります。

さらに逆手を残すと水の抵抗が増え、レッグの伸縮が遅くなりすぎることがあります。

そのため、以下のような場合は逆手を切るチューニングが有効です。

  • フレックスジグのトレーラーとして使う
  • 5gなど軽いジグを使う
  • レッグを素早く動かしたい
  • 逃げるスピードを上げたい

ワーム単体では逆手を残す

ダウンショットやリーダーレスダウンショットなど、スカートの抵抗がないリグでは、逆手を残したまま使うことが多くなります。

逆手を残すことで、レッグの大きなパタパタアクションに加えて、腕部分の細かなピリピリとした微振動が発生します。

最適な状態はジグウェイトやフォールスピードによって変わるため、使用前に足元へ落とし、レッグと逆手の動きを確認してから調整しましょう。

 

スクーパーフロッグの基本アクション

キックアクション

スクーパーフロッグシリーズを代表するアクションです。

ロッドを弾くように操作すると、左右のレッグが大きく伸び、その後ボディ側へ戻ります。

広いシェード、オープンウォーター、バスへルアーを気付かせたい状況では、少し強めに水を蹴らせて横方向へ逃がします。

微波紋アクション

小規模なシェードやカバーの隙間では、移動距離を抑えた細かなアクションが有効です。

ラインスラックを利用してロッドを軽く動かし、水面に細かな波紋を発生させます。

ルアーを前へ進めすぎず、その場で脚と腕を動かすイメージで操作しましょう。

スロースイミング

ジグトレーラーやダウンショットでは、レッグを伸縮させながら中層をゆっくり泳がせます。

「チョワン、チョワン」と脚が伸びて戻る時間を確保することが重要です。

ロッドを細かく速く動かしすぎると、レッグが十分に伸びる前に次の入力が入り、本来の良いアクションが出ません。

提灯アクション

枝や草へラインを掛け、同じ場所で長く誘う使い方です。

吊るした状態で細かく震わせるだけでなく、ときどき水面へ落とし、そこから逃げるキックアクションを加えることでバイトを誘えます。

着水直後から動かす

岸際やカバーへキャストした場合、バスは着水直後からルアーを見ている可能性があります。

着水後に長く放置してから動かすのではなく、カエルや小動物が水へ飛び込み、そのまま泳ぎ出したように着水直後からアクションを始めましょう。

ただし、重いジグやシンカーを使用する場合は着水音が大きくなりやすいため、サミングしてソフトに着水させることが重要です。

 

ダディで狙いたいポイント

オーバーハングとシェード

ハイシーズンにノーシンカーで狙いたい代表的なポイントです。

ダディの自重を生かしてスキッピングで奥へ入れ、着水直後のキックアクションと微波紋で誘います。

巾着護岸や護岸の切れ目

川村光大郎さんの実釣では、V字状になった巾着護岸へバスを追い込ませるコースで良型をキャッチしています。

巾着の沖側へショートキャストし、護岸の少し上を泳がせながら、V字のくぼみへ向かってルアーを誘導します。

バイトはルアーが見える足元付近で出ることもあるため、最後まで丁寧に誘いましょう。

岸際から深くなるブレイク

早春は岸際へルアーを入れ、沖側へ泳がせながら徐々にレンジを下げるアプローチが有効です。

浅い岸際へ餌を食べに来るバスと、少し深いレンジでサスペンドするバスの両方を狙えます。

流れを避けられる凹み

冷たい雨や増水によって流れが強くなった場合は、流心ではなく岸の凹み、インサイド、崩落跡などを狙います。

流れを避けながら餌を待てる場所へ静かにキャストし、中層をスローに泳がせましょう。

 

川村光大郎さんのタックルセッティング

川村光大郎さんのスクーパーフロッグダディタックル
出典:Bottomup fishinggear|YouTube

川村光大郎さんがスクーパーフロッグダディを使用する際の基本タックルは、以下のとおりです。

ロッドダイワ スティーズ SC C69M+-ST ファイアウルフ
リールダイワ スティーズリミテッド SV TW 7.1L
ラインダイワ スティーズフロロ クロスリンク 14lb
ルアーボトムアップ スクーパーフロッグダディ
ジグダイワ スティーズ フレックスジグ5~7g
フックハヤブサ ライトニングストライク #3/0

M+クラスのロッドとフロロ14lbを組み合わせた、一般的なバーサタイルベイトタックルが基準です。

ノーシンカー、フレックスジグ、ダウンショットをワンタックルでローテーションしやすく、オカッパリで歩きながら幅広い状況へ対応できます。

カバーが濃い場合や、より重いシンカーを使用する場合は、MHクラスのロッドや16lb前後のラインへ強くするのもおすすめです。

 

スクーパーフロッグマグナムの使い方とタックル

スクーパーフロッグマグナムは、ダディよりもさらにボリュームを上げ、ビッグバスを選んで狙うためのモデルです。

ダディが釣果の安定感と良型狙いを両立する中核モデルなのに対し、マグナムはルアーの存在感と水押しを強め、大型のバスへ強くアピールします。

10gヘビーダウンショットの中層スト

川村光大郎さんの実釣では、10gシンカーを使用したダウンショットリグで中層を攻略しています。

一般的なダウンショットのようにボトムで一点シェイクするのではなく、ジグストのように「チョワン、チョワン」とレッグを伸縮させながら泳がせます。

  • 岸際へソフトに着水させる
  • 着水と同時にアクションを始める
  • 中層を泳がせながら徐々に沈める
  • 岸から沖へ落ちる斜面に沿わせる
  • 流れを避けられる凹みを通す

水深3m前後のポイントでも、表層直下から1~2m、ボトム付近までレンジを変えながら探れます。

マグナムのタックル目安

ロッドMH~Hクラス
ラインフロロカーボン16lb前後
シンカー10g前後
おすすめリグヘビーダウンショット、ジグトレーラー
主な狙い早春の中層、ビッグバス

シンカーの重さやカバーの濃さによっては、Hクラスのロッドとさらに太いラインを使用しましょう。

大型フックを使用すると魚の目に近い位置へ掛かる場合があるため、魚へのダメージを抑えたい場合はカエシを潰す選択肢もあります。

 

スクーパーフロッグメガの使い方とタックル

スクーパーフロッグメガは、マグナムをさらに大きくしたシリーズ最大クラスのモデルです。

マグナムの自重が約24gなのに対し、メガは約50g。圧倒的なボリュームによって、50~60cmクラスの大型バスにも強くアピールします。

最大の強みはゆっくり動かせること

メガの魅力は、単純に大きくて目立つことだけではありません。

大型ボディ、高浮力エラストマー、強い水抵抗によって、移動距離を極端に抑えながらレッグを動かせます。

一級スポットからルアーを離さず、大きなシルエットを長時間見せられることが、メガ最大の強みです。

おすすめジグは14~18g

ジグトレーラーでは、ボトムアップのスナックジグ14gまたは18gが推奨されています。

軽すぎるジグではボディの浮力が勝ち、レッグを十分に動かせない場合があります。

浅いレンジやスローな誘いには14g、深いレンジや流れのある場所では18gを基準に使い分けるとよいでしょう。

ノーシンカーは8/0フックが基準

ノーシンカーでは、リューギのインフィニブルー8/0が推奨されています。

着水直後からアクションを開始し、ロッド角度によってレンジを調整します。

  • 浅く泳がせたい場合はロッドを上げる
  • 深く入れたい場合はロッドを下げる
  • ラインが暴れる場合は水面へ寝かせる
  • ラインスラックを叩いてレッグを動かす

メガはルアーを大きく移動させるよりも、弛んだラインへ入力し、ボディをその場に残しながら脚だけを動かす操作が重要です。

大型のバスほど人や船の気配に敏感なこともあるため、ポイントへ早めにエンジンやエレキを切り、静かに近づいて一投を大切にしましょう。

 

スクーパーフロッグのおすすめカラーの使い分け

状況おすすめカラー狙い
晴天・クリアウォーターツチガエル、グリパン系、殿様水になじませて自然に見せる
濁り・ローライトバブルガムピンク、アルビノ視認性と発見力を上げる
濃いシェードアルビノ、バブルガムピンク暗い場所でシルエットを出す
ハイプレッシャースモーク系、スモーキンベイツ違和感を抑えて食わせる
ブルーギルが多いスモーク系、パープルフレークギルに近い透け感を出す

アルビノ

パールホワイト系の目立つカラーです。

夕方、濃いシェード、ローライトなど、ルアーの存在をバスへ気付かせたい状況におすすめ。アングラー側からも見やすく、表層のバイトを確認しやすいカラーです。

バブルガムピンク

濁りや暗い時間帯で強く目立たせたい場合に有効です。

視認性が高いため、提灯やカバー奥でルアーの位置を把握したい場面にも向いています。

スモーク系

人が多いフィールドや、何度もルアーを見せられているバスにはスモーク系がおすすめです。

水中で輪郭がぼやけ、クリアウォーターでも違和感を与えにくくなります。ブルーギルが多い場所では、ギルに近い透け感を出せる点も魅力です。

 

フックの正しいセット方法

ボディのセンターへ真っすぐ刺す

スクーパーフロッグは、レッグが左右均等に動くように真っすぐセットすることが重要です。

口元の突起と腹側のセンターラインを目安にし、フックが左右どちらかへ曲がらないように刺しましょう。

エラストマーへ深く薄皮掛けしない

エラストマー素材は非常によく伸びるため、フックポイントをボディへ深く埋めるとフッキング時に針先が抜けない場合があります。

オリジナルなどは、フックポイントを背中のスリット内へ収めるのが基本です。

ジグトレーラーでは針先を出す

川村光大郎さんは、ダディをフレックスジグへセットする際、基本的にフックポイントをむき出しで使用しています。

ダディのカップ状の口とボディ幅がガードになるため、針先を出していても意外と障害物へ引っ掛かりにくい特徴があります。

カバーでは内部リブへ薄皮掛けする

ダディとマグナムには、スリット内部に薄皮掛けできるリブが設けられています。

ヘビーブッシュなどで針先を隠したい場合は、フッキング時にすぐ破れる程度の薄皮一枚だけを刺しましょう。

厚く刺すとフックポイントが抜けず、すっぽ抜けの原因になります。

 

スクーパーフロッグで釣れないときに見直したいポイント

アクションのリズムが速すぎる

スクーパーフロッグは、細かく速くシェイクすればよいルアーではありません。

レッグが伸びて戻る前に次の操作を加えると、本来のキックアクションが出なくなります。

足元の見える場所で動かし、「チョワン、チョワン」と脚が伸縮するリズムを確認しましょう。

引っ張りすぎてレンジが浅くなっている

スクーパーフロッグは高浮力エラストマー素材のため、一般的なワームよりも上のレンジを泳ぎやすくなります。

想定より浅く泳いでいる場合は、ロッドを下げる、操作をゆっくりにする、ジグやシンカーを重くするなどして調整してください。

ジグが重すぎる

低活性時に7gでミスバイトが多い場合は、5gへ軽くしてスロースイミングを試してみましょう。

わずか2gの違いでも、フォールスピード、レッグの動き、バスがルアーを見られる時間が変わります。

大型モデルでジグが軽すぎる

メガなど極端に浮力が強いモデルでは、軽すぎるジグを使うと水中へ入りにくく、レッグがきれいに動かないことがあります。

メガでは14~18gを基準にし、ルアーが適切なレンジへ入っているか確認しましょう。

カラーが強すぎる

晴天、クリアウォーター、ハイプレッシャーな場所では、ホワイトやピンクが強すぎる場合があります。

追尾やミスバイトだけで終わる場合は、グリパンやスモーク系へ変更して違和感を抑えましょう。

着水後に動かしていない

バスはルアーの着水直後から見ている可能性があります。

岸際へ着水したカエルが、その場で長く止まっていると不自然に見える場合もあるため、着水と同時に泳ぎ出すアクションを試してください。

 

エラストマー素材の保管方法

スクーパーフロッグを長く使用するためには、保管方法にも注意が必要です。

  • 購入時のブリスターパックへ戻す
  • 一般的なワームと一緒に入れない
  • 曲がった状態で保管しない
  • リグへセットしたまま長期間放置しない
  • 高温になる車内へ放置しない

柔らかいエラストマー素材は、曲がった状態で保管するとレッグやボディへ癖が付くことがあります。

変形すると左右のレッグアクションが崩れ、本来の性能を発揮できなくなる可能性があるため、使用後は形を整えて購入時のパッケージへ戻しましょう。

また、エラストマー素材は一般的な塩化ビニール素材のワームと接触すると、変形や溶解が起こる可能性があります。必ず分けて保管してください。

 

五三川での川村光大郎さんによる実釣解説動画

ボトムアップ代表・川村光大郎さんが、早春の五三川でスクーパーフロッグダディを使用した実釣解説動画です。

フレックスジグ5~7gを使った中層スイミング、ジグウェイトの変更、逆手のチューニング、カラーの使い分け、狙うべきコースなどが詳しく解説されています。

特に、7gから5gへ変更してスロースイミングへ切り替えた後のバイトや、護岸へバスを追い込ませるコース取りは、実釣時の参考になります。

 

スクーパーフロッグのよくある質問

最初に買うならどのサイズがおすすめですか?

スピニングタックルで使用するならオリジナル、ベイトタックルで幅広く使うならダディがおすすめです。

ダディはノーシンカー、ジグ、ダウンショットに対応し、数釣りと良型狙いを両立しやすいシリーズの中核モデルです。

スクーパーフロッグダディのおすすめフックは?

オフセットフックの#3/0~#4/0が推奨サイズです。

川村光大郎さんは、ハヤブサ ライトニングストライク#3/0を使用しています。

ダディのジグは5gと7gのどちらがおすすめ?

低水温や低活性、スローに誘いたい場合は5gがおすすめです。

風がある場合、少し深いレンジを探りたい場合、テンポよく広範囲を探したい場合は7gを基準にしてください。

マグナムのおすすめリグは?

10g前後のシンカーを使用したヘビーダウンショットがおすすめです。

岸際へ着水させた直後から中層を泳がせ、斜面に沿って徐々にレンジを下げていきます。

メガのおすすめジグとフックは?

ジグトレーラーではスナックジグ14~18g、ノーシンカーではインフィニブルー8/0が基準です。

カエルがいない場所でも釣れますか?

スクーパーフロッグは、バスが必ずしもカエルとして認識して食べているとは限りません。

カエル、小魚、甲殻類など、逃げる生き物として反応している可能性があるため、カエルが少ないフィールドでも有効です。

普通のワームと一緒に保管できますか?

一般的なワームと一緒に保管するのは避けてください。

素材同士が反応して変形や溶解が起こる可能性があるため、購入時のブリスターパックへ戻して保管しましょう。

 

まとめ

スクーパーフロッグは、本物のカエルの形を再現しただけでなく、脚を大きく伸ばして戻す「逃げる動き」によってバスの捕食スイッチを入れるルアーです。

  • スピニングで食わせるならオリジナル
  • ベイトタックルで迷ったらダディ
  • ビッグバスを選んで狙うならマグナム
  • 圧倒的な存在感と超スローな誘いならメガ
  • ダディのジグは5~7gが基準
  • ダディのフックはライトニングストライク#3/0が基準
  • 細かく速く動かさず、脚が伸びて戻る時間を作る
  • 着水直後から自然に泳がせる

特にスクーパーフロッグダディは、ノーシンカー、ジグトレーラー、ダウンショットをバーサタイルなベイトタックルで使い分けられる万能モデルです。

表層ゲームだけでなく、早春や低水温期にはフレックスジグ5~7gを組み合わせた中層スロースイミングも試してみてください。

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