
琵琶湖からブルーギルは消えた?20年前を知るバサーが感じる5つの理由
「昔の琵琶湖はブルーギルだらけだったのに、最近は全然見なくなった……」
20年以上前の琵琶湖を知るバサーなら、一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか。
かつての琵琶湖では、足元を覗けばブルーギルの群れ。ネストシーズンになれば岸際はブルーギルだらけでした。
しかし近年の琵琶湖では、ブルーギルを見る機会が明らかに減っています。
今回は、20年前の琵琶湖を知るバサーの視点から、なぜブルーギルが減ったのか、その理由について考察してみたいと思います。
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目次
昔の琵琶湖はギルだらけだった

今の若いアングラーには想像しにくいかもしれませんが、20年以上前の琵琶湖は本当にブルーギルだらけでした。
護岸際を見ればギルの群れ。桟橋の下もギル。ハスの周りもギル。
当時はワームを投げるとバスより先にギルが食ってくることも珍しくなく、「ギルが多すぎて釣りにならない」という声もよく聞かれました。
特にネストシーズンになると岸際はブルーギルだらけで、現在の琵琶湖とはまったく違う景色が広がっていました。
ブルーギルは本当に減ったのか?
結論から言うと、ブルーギルが減ったのは気のせいではありません。
実際に滋賀県の調査でも、ブラックバスやブルーギルの推定生息量は大きく減少しています。
もちろん現在でもブルーギルは生息していますが、かつてのように「どこへ行っても見える魚」ではなくなりました。
昔を知るバサーほど、その変化を強く感じているのではないでしょうか。
外来魚駆除の影響
ブルーギル減少の最大要因として考えられているのが外来魚駆除です。
琵琶湖では長年にわたり、刺し網や沖曳き網、電気ショッカーボートなどによる駆除が続けられてきました。
その結果、ブラックバスだけでなくブルーギルの個体数も大幅に減少したと考えられています。
現在の琵琶湖でブルーギルが少なくなった理由として、最も影響が大きい要因のひとつでしょう。
ウィード減少と環境変化

近年の琵琶湖を語る上で欠かせないのがウィードの減少です。
ブルーギルはウィードやヨシ帯を隠れ家として利用する魚です。
しかし近年はウィードの生育状況が大きく変化し、かつてのような広大なウィードエリアは減少しています。
ギルにとって住みやすい環境が減ったことも、個体数減少の一因と考えられます。
エサ資源の変化
ブルーギルの稚魚はプランクトンや小型甲殻類、水生昆虫などを食べて成長します。
近年は水質改善や環境変化によって、生態系そのものが変化していると言われています。
ギルが利用する餌資源が減少したことで、生き残る個体数も減った可能性があります。
これはブルーギルだけでなく、琵琶湖全体の魚種構成にも影響を与えていると考えられています。
捕食圧の増加説
近年の釣り人の間でよく言われるのが捕食圧の増加です。
ナマズやチャネルキャットフィッシュ、ニゴイなどがブルーギルの卵や稚魚を捕食している可能性があります。
まだ科学的に断定されているわけではありませんが、現場で釣りをしていると魚種構成が昔とは変わってきていることを実感します。
こうした捕食圧の変化も、ブルーギル減少の一因かもしれません。
バス釣りへの影響
ブルーギルの減少はブラックバスの行動にも影響を与えている可能性があります。
かつての琵琶湖ではギルパターンが定番で、ギルを意識したルアーが非常によく釣れました。
しかし近年はフナパターンやハスパターン、ホンモロコパターンなどが注目される場面も増えています。
もちろん今でもギルを捕食しているバスはいますが、昔ほどギルへの依存度は高くないのかもしれません。
まとめ
琵琶湖のブルーギルが減った理由はひとつではありません。
- 外来魚駆除
- ウィード減少
- 環境変化
- エサ資源の変化
- 捕食圧の増加
こうした複数の要因が重なった結果、現在の琵琶湖ではブルーギルを見る機会が大きく減ったと考えられています。
20年前の琵琶湖を知るバサーだからこそ感じる違和感。その違和感は決して気のせいではなく、琵琶湖の環境が大きく変化している証拠なのかもしれません。
皆さんは最近の琵琶湖でブルーギルを見かける機会は減ったと感じますか?ぜひ当時を知るアングラーの方はコメントで教えてください。

