琵琶湖バス釣り!冬の陸っぱり攻略!超簡単ルドラのただ巻きメソッド♪

琵琶湖の冬を攻略するテクニックとしてビッグベイトのデッドスローやミドストなどが定番です。
しかし、専用タックルが必要であったりテクニックを習得するのが難しかったりと、デメリットもたくさんあるのでなかなか挑戦するための勇気を持てない人もいるのではないでしょうか。

そんな皆様のために、誰でも持っているようなミディアムクラスのベイトタックルで扱うことが可能なOSPのルドラを用いた琵琶湖の冬攻略法をご紹介します♪
動作も非常に簡単ですぐにチャレンジできるので、この記事を読んで是非!挑戦してみてください♪

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プロフィール

氏名:盛田 亮祐
ニックネーム:おすみ
バス釣り歴:25年
琵琶湖歴:11年
職業:釣具屋店員
役職:釣具商品アドバイザー

 

目次

 

ルドラとは

出典:ASURA O.S.P RUDRA 130 SP | BASS | O.S.P,Inc. | ルアーフィッシングメーカーO.S.P,Inc.の公式サイトです。 (o-s-p.net)

ビッグベイトの「寄せる力」とノーシンカーワームの「喰わせる力」。これまで全く相容れることのなかった二つの性能を、ビッグミノーというカタチで一つにしたのが阿修羅O.S.P-RUDRA。フルフラットボディの採用により、日本刀を寝かすがごとし独特のギラつきを見せる強烈なフラッシングと、力強い波動は、広く、そしてディープレンジにまでプロダクティブゾーンを拡大する。このビッグベイトなみのアピール力はストラクチャー周りをただ巻きするだけで、レギュラーサイズのミノーには見向きもしないビックバスをも反応させるほどだ。特筆されるべきはABS樹脂の軽量化の限界を超えたハニカムスーパーHPボディ(PAT)。そして底面にはわせた固定ウエイトと、あえて小型のスリーボールによる低重心構造によって、まるでハイフロートフラットサイドクランクを思わせるほどの驚異的なタダ巻き性能を実現した。そして警戒心の薄い、表層より一段深いレンジに「トゥイッチ&ジャーク」または「喰わせのステイ」など多彩なテクニックをおり交ぜながらアプローチできることは、一段とバイトチャンスを倍増させる。このビックミノーingを実践することにより、13cmのシルエットに衝き動かされて、出てくるビッグバスの存在を思い知る。そしてノーマルサイズを、あっさり見切ってUターンするビッグバスが、強い執着心を持ってチェイスしバイトしてくるという、野生の本能を目の当たりにすることが出来るだろう。

出典:ASURA O.S.P RUDRA 130 SP | BASS | O.S.P,Inc. | ルアーフィッシングメーカーO.S.P,Inc.の公式サイトです。 (o-s-p.net)

上記はルドラの代表的なモデルである、ルドラ130SPの公式の紹介文章です。
ルドラはフローティング、ミディアムスローフローティング、スペック2、サスペンドの4種類のタイプがあるので、続けてそれぞれのスペックと使い分けについて説明していきます。

 

ルドラのスペック

ルドラ130F(フローティングタイプ)

長さ130.0mm
重さ17.0g
タイプフローティング
フックサイズ#4
価格2,200円(税込価格)※2023年1月現在

ルドラ130MSF(ミディアムスローフローティングタイプ)

長さ130.0mm
重さ18.2g
タイプミディアムスローフローティング
フックサイズ#4
価格2,200円(税込価格)※2023年1月現在

ルドラ スペック2 130SF(スローフローティングタイプ)

長さ130.0mm
重さ19.5g
タイプスローフローティング
フックサイズ#4
価格2,200円(税込価格)※2023年1月現在

ルドラ130SP(サスペンドタイプ)

長さ130.0mm
重さ20.0g
タイプサスペンド
フックサイズ#4
価格2,200円(税込価格)※2023年1月現在

 

ルドラのタイプ毎の使い分け方

ルドラは先にご紹介したように4種類のタイプが存在します。

  1. フローティング
  2. ミディアムスローフローティング
  3. スペック2(スローフローティング)
  4. サスペンド

フローティングが最も浮力が高く、ミディアムスローフローティング→スペック2→サスペンドの順に浮力が下がっていきます。

それぞれのタイプが活躍する条件を説明します。

 

フローティングタイプ

浅いレンジを攻める時や、障害物回避性能が必要なエリアではフローティングモデルを使用します。
中層をデッドスローリトリーブで攻略する際も、このフローティングモデルに板オモリでチューニングして使います。
低水温期では物に当てて浮かせるアクションが行える唯一のモデルです!

 

ミディアムスローフローティングタイプ

ミディアムスローフローティングモデルはパッケージから出してすぐ使えるレベルに調整が少なくて済む便利な浮力設計となっております。
水温が高いハイシーズンではスローフローティングですが、冬の低い水温環境下では限りなくサスペンドに近い浮力となります。
多少の風が吹いても安定してキャストができるので、冬のルドラ初心者はこのモデルから挑戦することをオススメします。

 

スペック2(スローフローティングタイプ)

スペック2はスローフローティング仕様ですが、日によってはサスペンドからシンキングになってしまいます。
スペック2は移動重心構造を無くすことで、アクションの立ち上がりを良くし、プレッシャーを与えにくいサイレント仕様になっております。
プレッシャー対策に有効で、ここぞという時に最強に頼りになりますが、固定重心故のキャストの難しさがあるので、ルドラ上級者向けのモデルです。

 

サスペンドタイプ

サスペンドモデルは冬ではほぼ確実にシンキングモデルとなります。
沈んでしまうことを利用して、ボトムにコンタクトさせながら巻いてみたり、中層をスイミングジグを巻いてるような感覚で使用します。
根掛かりしてしまうようなカバーが多い所ではすぐにロストしてしまうので、ボトムが砂や砂利などのハードボトムエリアや根掛かりリスクの少ない所で使用しましょう。
ウエイトが最も重い分キャスト性能はピカイチです。
遠投が必要なロケーションや風が強い日に頼りになります。

 

ルドラで狙うポイント

ルドラで狙うポイントは、ハイシーズン良く釣れていたポイントです!

基本的にバスが釣れるポイントはハイシーズンも冬も変わりません。
陸っぱりなら尚更です。
冬に子バスが集まるような越冬場的なポイントはもちろんありますが、40cmを超えるサイズは冬でも普通のポイントで普通に釣れます。

なんなら超シャローに入ってきているバスの方が、アプローチを間違えなければ簡単に釣れます!
シャローにいればいるほどエサを求めている可能性が高く活性が高いのです。

逆に変に冬を意識しすぎて越冬場の深場ばかりを狙い過ぎると、そもそも越冬場の魚は活性がゼロに等しいので、余計に釣ることが難しくなってしまいます。

冬でもシャロー!
特にディープ隣接のシャローを意識して狙っていきましょう!

 

ルドラでよく釣れる時間帯

ルドラで冬によく釣れる時間帯は下記の3点です。

  • 暖かい日の夕方(15時~16時頃)
  • 日没間際(17時~18時頃)
  • 夜間

個人的な釣果の傾向として上記の時間帯に釣れることが多いです。
特に日没間際は本当によく釣れます!
西の山に日が沈み、完全に暗くなる前の30分間だけラッシュに入ることがあります。
この時間までに今日一番釣れそうな雰囲気を感じるエリアを見定めておきましょう。

夜間はバスがエサを求めてシャローに寄って来やすくなります。
しかし、夜と言えども簡単には釣れません。
夜でも風が吹いたタイミングなどの微かな変化に敏感になりタイミングを逃さないようにしましょう。

 

ルドラのアクションや使い方

基本は投げて巻くだけの【ただ巻き】です。
巻く速度は狙うレンジやその日の魚の活性に合わせて変化させます。

寒波などで超寒い日はフローティングモデルやミディアムスローフローティングモデルを使い、板オモリで超スローフローティングセッティングに調整してデッドスローリトリーブで狙います。

それ以外の日はスローリトリーブくらいで効率良く各エリアをランガンしていきます。
夕方のフィーディングタイムは超高速リトリーブで狙う場合もあります。
この超高速リトリーブは春っぽくなってくる2月中旬以降でかなり強力なテクニックです!

 

ルドラのオススメカラー

カラーはぶっちゃけ好みでかまいません。
自分が釣れそう!と信じれる、投げ続けることのできるカラーを使いましょう。

しかし、更に効率を高めるためにカラーローテーションをキッチリやりたいという真面目な方は、下記に紹介するカラーを使ってみると良いかもしれません。

 

ピンクレディー

クリアウォーター環境下でオススメのカラーがこのピンクレディーです。
ゴースト系の透け感のあるカラーでありながら、生物界における弱点部位を意味するカラーであるピンクを基調としたカラーです。

 

アイスシャッド

ローライトやステインウォーター環境下でオススメのカラーです。
タイプでいうとシルバークロムカラーと呼ばれる、銀系のフラッシングカラーです。
これに似たカラーでピンクワカサギというカラーもあります。
どちらもよく釣れる一押しカラーです!

 

黒金オレンジベリー

濁った時やマズメ時にオススメのカラーがこの黒金オレンジベリーです。
どのルアーでもキンクロは定番ですね!
実績抜群の琵琶湖定番ハイアピールカラーです!

上記であげたカラーを私はよく使います。
ご紹介したカラーを参考にして、水質がクリアならゴースト系、ステインならフラッシング系、マッディならチャートやゴールドクロム系の強いカラーをチョイスすれば間違い無いと思います!

 

ルドラを使う際のタックルセッティング

私のタックルセッティングは下記の2パターンです。

タックルセッティング例①

ロッドキスラー ヘリウム3 He3-M-66XF
リールシマノ 20メタニウムHG
ラインクレハ シーガー R18フロロリミテッド 16lb

ルドラオンリーでやり切るなら、6フィート6インチから6フィート10インチ程度のミディアムパワーのロッドがオススメです。
私は6フィート6インチのミディアムパワーのロッドを使っています。
ラインは基本フロロカーボンでやりますが、デッドスローリトリーブが必要な場合はナイロンラインを使用します。

 

タックルセッティング例②

ロッドキスラー ヘリウム3 He3-LMH-73F
リールシマノ 19アンタレス
ラインサンヨーナイロン アプロード GT-Rウルトラ 20lb

ルドラの他にもビッグベイトやスイミングジグなども併用したい場合は、7フィート前後のミディアムベビーやベビークラスのロッドも準備しましょう。
私は7フィート3インチのLMHという、ちょっとダルめでティップが入りやすいミディアムヘビーのロッドを使用しております。 

リールはローギアでもハイギアでも好みで大丈夫です。
ローギアなら適当に巻いても釣れるので楽ですし、ハイギアなら要求される技術レベルが上がりますが、より精度と感度の高い釣りが展開できます。

ラインはデッドスローをするなら絶対にナイロンを使用しましょう!
フロロを使ってデッドスローをしてしまうと、結局ラインが沈んでしまって中層をトレースできず、最悪の場合根掛かりに繋がってしまいます。
適当にふわふわ巻くだけならフロロで大丈夫です!
おすすめのラインは下記の通りです!

 

ナイロンライン:サンヨーナイロン アプロード GT-Rウルトラ 20lb

もはや説明は不要レベルのデッドスローゲーム最強ナイロン!
フロロカーボンラインよりも耐摩耗性能が高く、真冬のモンスター相手でも余裕のスーパーナイロンラインです♪

 

フロロカーボンライン:クレハ シーガー R18フロロリミテッド 16lb

フロロカーボンラインはシーガーのR18フロロリミテッドがオススメです。
線径が細いにもかかわらず引張強度が強いという超優秀スペックのラインです。
琵琶湖で記録級を狙うなら、フロロカーボンならこのライン以外使う気にならないレベルで信用して使っております。

 

まとめ

以上が琵琶湖の冬をルドラで攻略する超簡単メソッドのご紹介でした!
ルドラは冬だけではなく、そのまま春のデカバスハンティングにもメインで使っていけるので、練習して損の無いテクニックです。
皆様もこの記事を参考にデカバスを釣りまくってください♪

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