琵琶湖陸っぱりで釣れるポイントの見つけ方!バスが釣れやすいポイントの特徴をご紹介♪

琵琶湖の陸っぱりで安定して釣果を上げるためには、バスが釣れやすいポイントの特徴を理解しておく必要があります。

しかし、そんな簡単には釣れるポイントは見つかりません。
コツコツと地道な努力を重ねて発見できるのが釣れるポイントなのです。

この記事では釣れるポイントの特徴やその探し方をご紹介します。
決して釣れるポイントを具体的に座標で紹介するなどはいたしません。
最初に厳しいリアルな前置きがありますので、それを読んでからその先を読み進めるか判断してみてください。

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プロフィール

氏名:盛田 亮祐
ニックネーム:おすみ
バス釣り歴:25年
琵琶湖歴:11年
職業:釣具屋店員
役職:釣具商品アドバイザー

 

目次

 

釣れるポイントを人に聞くのはマナー違反

タイトルの通りですが、釣れるポイントを安易に人に聞くのはマナー違反です。

初心者の方はなんで?と思ってしまうでしょう。
それなりの経験者の方でこのタイトルの意味がわからない人は、今まで自分自身で釣れるポイントを探したことが無い人でしょう。

ポイントを聞くことがマナー違反になる理由をこれから説明します。

釣れるポイントというのは、地道な努力と多大な時間をかけて見つけ出すモノです。
自分自身の自由な時間とガソリン代や釣り具代などの経費を費やし、釣れなくても折れずに通い詰めて試行錯誤を繰り返し努力した人が、やっとの思いで釣れるポイントを見つけることができるのです。

あなたが軽い気持ちで聞いた『どこ釣れるの?』という質問は、その人の多大な時間・お金・努力・知恵をタダで頂戴と言っているのと同義するのです。
それでいて教えてもらえなかったら『ケチ』とか言い出す輩もいるので本当にとんでもないです。

あなたが逆の立場ならどう思いますか?
コツコツ努力してやっとの思いで見つけたポイントをタダで教えてくれと言われたら。
とても嫌な気持ちになるでしょう?
そういうことです。
少なくとも私はとても嫌です。

もし釣れるポイントを教えてくれたり、連れて行ってくれる友人がいたなら本当に感謝しましょう。
それは普通のことではないのです。
そして教えてもらったポイントを安易に他の人に教えるのもやめておきましょう。
ここまでの内容を読んだなら理由はわかるはずです。

さて前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する釣れるポイントの探し方とは、上記の通り多大な時間と努力を要する方法です。
決して釣れるポイントを楽して見つける裏技のような手法はご紹介しておりません。
この時点で自分に合わないと思った方には無価値な内容となりますので、どうぞブラウザバックでネットの海へお帰りください。

本気で自分の力で釣れるポイントを探せるようになりたい!
本当に釣りが上手くなりたい!そのためには努力を惜しまない!という人はこの後の内容を読み進めてみてください。

 

バスが釣れやすいポイントの特徴

バスが釣れやすいポイントには大きく分けて2種類存在します。

  • バスがエサを捕食しやすい場所
  • バスが居着きやすい場所

上記のどちらかの場所で勝負することでルアーに反応してくれる可能性を大きく引き上げることができます。
それ以外の場所でルアーを投げていても、そもそも全くバスがいなかったり、その場所を通るバスはいるがルアーに反応しづらい状態なので釣果に繋がりにくいといったパターンがほとんどです。

釣果の8割はポイント選びで決まると言われているくらい、ルアーを投げる場所というのは本当に大切な条件なのです。
良いポイントに入っていれば、多少ルアーが条件に合っていなくても、またはアクションがちょっとくらい雑でもそれなりに釣れるもんです。

ではバスがエサを捕食する場所とはどういった所なのか?
バスが居着きやすい場所とはどんな条件があるのか?
次の項で詳しく説明していきます。

 

バスがエサを捕食しやすい場所とは

バスが捕食活動を起こしやすい場所の条件を下記にまとめておきます。
朝マズメや夕マズメなどの所謂フィーディングタイムではこういったエリアで結果が出やすい傾向がありますので覚えておきましょう。

  • 水の流れや風が当たるエリア(ウインディーサイド)であること。
  • 獲物をボトムもしくは水面に追い込みやすい、なるべくシャローエリアであること。
  • ブレイク、ウィードエッジ、岸際や護岸などの獲物を追い込むことができる壁が付近にあること。

 

バスは省エネでかつ捕食が成功する確率が高い場所で捕食する

バスは決してエサを食べるのが上手な魚ではありません。
水の流れ、風の音、身を隠す障害物、獲物を追い込む壁、これら全てを最大限に利用してなるべく省エネルギーで最大限の栄養素を確保する方法で捕食を試みます。

360度全方向に逃げることができるベイトを好んで追いかけたりしません。
捕食するまでに多大なエネルギーを消費し、さらには捕食に失敗する可能性すらあるからです。

水面付近に追い込んだり、ブレイクの壁に追い込んだり、岸際や護岸際などの壁に追い込んだり、ある程度獲物の逃げ場を制限できる環境で、捕食できる可能性が高い獲物に本気を出すのです。

 

琵琶湖東岸シャローはフィーディングエリアだらけ

琵琶湖は強い北西風が吹くことが多いので、その風がダイレクトにあたる東岸で上記の条件のポイントを見つけておくことが安定した釣果に繋がります。
意識して探してみましょう。

 

西岸も琵琶湖の流れが当たる岬などは絶好のフィーディングスポット

西岸サイドは琵琶湖を川に例えるとアウトサイドベンドとなりため、水の流れが強く水深が深くなる傾向があります。
一見フィーディングエリアになりにくそうですが、部分的にあるシャローフラットや、流れがモロに当たる岬の北面などは絶好のフィーディングスポットとなります。

 

バスの捕食活動はここまでにご紹介した特徴のある場所で、風が吹き出したタイミングや、朝マズメや夕マズメなどの光量が変わるタイミング、寒い時期なら水温が上がるなどに集中します。
常に釣れ続けるポイントではありませんので、ルアーを投げ込むタイミングはシビアに見ていきましょう。

 

バスが居着きやすい場所とは

バスはどこでもいるわけではありません。
回遊しているバスも時には一時的に条件が良い場所で停滞してみたり、自身が過ごしやすい場所を選んで完全に居着くバスもいます。

バスが居着きやすい、もしくは一時的に停滞しやすい場所の特徴は下記の通りです。

  • 鳥や人間などから襲われる心配が無い、もしくはすぐに身を隠せる障害物付近の安全な場所
  • 溶存酸素量が多く、かつ水の動きが激しすぎない省エネルギーで停滞できる場所
  • 周囲の環境の中で唯一の変化がある場所

 

バスは基本的に障害物に着く生き物

バスは水中では天敵と言える生物がほとんどいませんが、鳥や人間など水の上から襲ってくる生物から無力であり、それらを非常に警戒しております。
なので、バスは水面に水草や木々や浮遊物などの、自身を守るシェルターのように覆いかぶさっている障害物を非常に好みます。
また魚には瞼が無いため眩しい直射日光を避けることができるカバーの中は、まさに一石二鳥の快適空間となるわけです。
こういった様々な理由やバス自身の防衛本能から、バスは基本的に障害物に着く習性があるのです。

 

溶存酸素とは?溶存酸素が多い場所の特徴

溶存酸素とは水中に溶け込んだ酸素のことです。
バスも人間と一緒で呼吸を行うことで体内に酸素を取り込んでおります。
酸素量が少ない環境ではバスにとってもストレスになるため、なるべく快適な環境を求めてバスも移動します。
溶存酸素は目には見えませんが、水生植物が多いエリア、流れ込みなどのインレットが近いエリア、そして水温が低いエリアは酸素量が多いので覚えておきましょう。

 

バスは泳ぐのも上手くない魚

バスは決して遊泳能力の高い魚ではありません。
激しい流れの中で生活することは多くのエネルギーをロスしてしまうため、基本的は流れが穏やかなエリアで停滞します。
もしくは流れのヨレと呼ばれる反転流の中で停滞することも多いです。
反転流はウィードエリアの裏側や、水中岬などの地形変化の裏側などに発生します。

バスは本当に変化を好む魚です。
周囲に何も無いフラットなら、ポツンと転がっている小さな岩にも着く習性があります。
逆にウィードだらけのエリアなら、ポツンと空いたウィードポケットに居着いたりもします。
周囲を見渡してここしかないというわかりやすい変化を見つけたら高確率でバスが居着いています。
慎重にアプローチしましょう。

 

地形を調べる基本的な方法

さて、ここまでご紹介した条件は、そもそも琵琶湖の地形を理解していないと絞り込めない条件ばかりだということに気付いたと思います。

そうです、この地形を調べるという動作が最も過酷で地道な作業なのです。
魚探データをもらうとかチート的な方法を除いて、地形を知る最も基本的な方法は下記の通りです。

 

テキサスリグのズル引き

以上です。
気の遠くなる作業ですが、これが基本であり、最も精度の高い地形探査方法です。
実際に地形を調べる手順や、その地形探査の効率アップの方法などは、また別の機会にご紹介しますので、気になる人は私のInstagramアカウントをフォローして公開をお待ちください。

 

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まとめ

以上が、リアルな琵琶湖陸っぱりで釣れるポイントの見つけ方と、バスが釣れやすいポイントの特徴のご紹介でした。
釣れるポイントの特徴を見て、自分の経験の中でピンときた場所がある人は、そのポイントのバスの特性、釣れる時期、釣れる時間帯、釣れるルアーやアクションの癖を探し当てるだけです。
釣れそうなポイントが全く思い浮かばない人は、釣れなくても我慢してテキサスリグをズル引きする地形探査の作業を徹底してください。
それができない人は今後バス釣りが上手くなる見込みはありません。
安定して釣れるアングラーを目指すなら覚悟を決めましょう!
この試練を乗り越えるだけで本当にビックリするくらいバスが釣れるようになりますので、折れずに頑張ってほしいです!

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