
話題の「モリケンリグ」を、初心者にも分かるように作り方(セッティング手順)と使い方(実践アクション)に分けて解説します。考案者はハイドアップ/VARIVASフィールドテスターの森田健太郎氏。小型ワーム「コイケ17mm」を中核に、直リグ構造+交換式シンカーで高感度とスナッグレス性を両立させるのがポイントです。
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目次
- モリケンリグとは(概要と結論)
- 必要パーツ一覧(ワーム/フック/シンカー)
- 作り方:セッティング手順
- 使い方:実践アクションとコツ
- おすすめタックル(ロッド・リール・ライン)
- 効くシチュエーションと時期
- よくある疑問・トラブル対処
- まとめ
モリケンリグとは(概要と結論)
小型ワーム(HIDEUP コイケ17mm)×直リグ構造×交換式シンカーで、高感度・根掛かり回避・食わせ力をまとめて引き上げる最新リグ。
ラインをフックアイに直結し、スリムなタングステンシンカーを素早く交換できるため、その場の風・流れ・水深に合わせてウエイト最適化が容易。岸釣りのシャロー攻略に特に強く、「釣れない日ほど効く切り札」として注目されています。
必要パーツ一覧(ワーム/フック/シンカー)
| カテゴリ | 製品例 | 目安サイズ | メモ |
|---|---|---|---|
| ワーム | HIDEUP コイケ 17mm | 約17mm | 水平気味のフォールで食わせやすいスモールベイト |
| フック | VARIVAS ループモスキート | #1/0〜#2/0 | コイケ17mmに合わせてサイズ選択 |
| シンカー | VARIVAS TGスリムシンカー(クイックチェンジャー) | 3.5〜7g | 風・流れに応じて現場で素早く交換 |
作り方:セッティング手順
- ① ワームをまっすぐ刺す:コイケ17mmを真っ直ぐに。軽く反り気味にすると水平姿勢が安定。
- ② シンカー装着:ループモスキートのアイにクイックチェンジャー式TGスリムシンカーをセット。
- ③ ウエイト調整:基本は3.5〜5g。風・流れが強い時は7gでボトム感知を優先。
- ④ ライン直結:スナップ/スイベル無しでフロロを直接フックアイに結束。感度が大幅アップ。
ポイント:直結+スリムシンカーで「浮力・沈下・引き」の3支点バランスが良く、単調になりにくい動きが出ます。
使い方:実践アクションとコツ
- カーブフォール・シェイク:テンションをかけてゆっくり沈め、フォール中の「コンッ」に備える。
- 吊るし:オーバーハングや護岸壁に沿わせて“ぶら下げ”微振動。タフ時に強い。
- ミドスト風:中層を小刻みにシェイクしながらスイミング。小魚を演出。
- ズル引き:ボトムの質感(砂・岩・ウィード)を感じながらスローに引いて食わせる。
- フッキング:スイープに乗せる意識。激しくフッキングしない。
おすすめタックル(ロッド・リール・ライン)
| ロッド | HIDEUP MACCA HUMC-67MH “アクションマスター67MH” 岸釣りでのショートキャスト性能とボトム感知能力に優れたバーサタイルMHロッド。小型リグを正確に操作でき、ウィードタッチも明確に伝える。 |
| リール | SHIMANO 22メタニウムHG または DAIWA ジリオン SV TW 1000H 軽量ルアーも投げやすく、ハイギアでフォール中のバイトを即回収できるモデル。手返し重視の岸釣りに最適。 |
| ライン | VARIVAS アブソルート AAA フロロカーボン 14lb(直結) モリケン氏本人も使用する実践セッティング。根ズレ耐性が高く、シャローのカバー際でも安心して攻められる。 ※軽量シンカーでも感度が落ちにくいのが特徴。 |
14lbフロロ直結×高感度ロッド×ハイギアリールの組み合わせが、モリケンリグの基本構成。
軽量ワームを正確にキャストし、フォール中の「コンッ」を即掛けできる実戦仕様です。
特に岸沿いのシャロー攻略では、14lbでも十分な飛距離を確保でき、カバー周辺での根掛かりリスクも最小限。
風や流れがある状況では3.5〜7gのTGスリムシンカーを使い分け、リグ全体のバランスを取るのがポイントです。
効くシチュエーションと時期
- 場所:護岸・ブレイク・リップラップ・ウィードエッジ等のシャロー中心
- 条件:クリア〜ステイン、流れがある場所で特に良反応
- 時期:春(3〜5月)のスモールベイト期に特に強いが、通年で応用可
ボートのディープ攻略より、陸っぱりの岸沿いで結果が出やすい傾向があります。
よくある疑問・トラブル対処
- Q. 根掛かりが気になる → スリムシンカーを採用し、角度を立てずに回収。ウィードは切らず“ほぐす”。
- Q. バイトが浅い → ウエイトを軽くしてフォール時間を延長。フックサイズも半番落とす。
- Q. 飛距離不足 → 風が強い日は5〜7gへ。ロッドは張りのあるM〜MHが投げやすい。
- Q. フッキングが決まらない → 強く叩かず、スイープで乗せる。ラインスラックを素早く回収。
まとめ
コイケ17mm×直結×交換式シンカーで、シャローのスモールベイト攻略に抜群。
その日の状況に合わせて3.5〜7gを使い分け、フォールの“間”を丁寧に作るのが最大のコツです。









