琵琶湖フロッグ完全攻略|木村建太・秦拓馬・大西健太に学ぶおすすめルアー&タックル

琵琶湖フロッグ完全攻略|プロ3人のおすすめルアー・タックル・使い方を徹底解説

夏の琵琶湖で一度は挑戦してみたい釣りが「フロッグゲーム」です。

水面を覆うヒシモやウィードマット。その上をフロッグが通過した瞬間、突然水面が爆発するような強烈なバイト!

琵琶湖では古くから夏の定番として親しまれてきた釣りですが、実は単純にフロッグを投げて巻くだけの釣りではありません。

広大なウィードマットを探る。

小さなカバーで一点シェイクする。

カバーの濃さや天候によってフロッグのアピール力を変える。

琵琶湖を長年攻略してきたプロアングラーのフロッグゲームを調べてみると、それぞれ全く異なる理論でフロッグを使い分けていることが分かります。

今回は木村建太プロ・秦拓馬プロ・大西健太プロの3人が公開しているフロッグゲームを参考に、使用ルアー、タックルセッティング、使い方、狙うポイントまで詳しく解説していきます。

この記事を読めば、琵琶湖のフロッグゲームに必要な基本知識が一通り分かる内容となっています。

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目次

 

琵琶湖でフロッグが効く理由

琵琶湖のフロッグゲームが本格化するのは、水温が上昇して水生植物が大きく成長する時期です。

特にフロッグゲームの舞台となるのがヒシモ・浮き芝・ウィードマット・アシなどのシャローカバー

夏になると強烈な日差しによって水温が上昇しますが、水面を覆う植物の下にはシェードが形成されます。

さらにカバー周辺にはブルーギルなどのベイトも集まりやすく、バスにとって絶好の待ち伏せ場所になります。

しかし、一般的なトップウォータープラグではフックがウィードへ引っ掛かってしまい、まともにルアーを通すことができません。

そこで活躍するのが中空ボディに上向きのフックを搭載したフロッグです。

高いスナッグレス性能を活かし、通常のルアーでは攻略できないヒシモやウィードマットの上を直接攻めることができます。

「バスはいるのにルアーを入れられない場所へ入れられる」

これこそが琵琶湖でフロッグが強力な理由です。

 

琵琶湖フロッグの時期はいつ?

琵琶湖でフロッグを使うなら、基本的には初夏から夏、そして初秋が中心です。

時期フロッグゲームの特徴
5月後半~6月水生植物が成長。小規模カバーやアシ際を狙いやすい
7月~8月ヒシモ・ウィードマットが発達。本格的なフロッグシーズン
9月頃残ったマットやカバーで引き続き反応することがある

特に分かりやすいのが7月から8月の真夏

ヒシモやウィードが水面を覆い、通常のルアーでは攻略しにくい場所が増えるほどフロッグの出番も増えていきます。

ただし、必ずしも広大なウィードマットだけがフロッグポイントではありません。

秦拓馬プロのように小さなカバーを一点で狙う釣りもあるため、初夏からフロッグを用意しておくと攻略の幅が広がります。

 

木村建太プロ|スリザーク&バスターク

琵琶湖のフロッグゲームを語るうえで外せないアングラーの一人が木村建太プロです。

木村建太プロが手掛けた代表的なフロッグが、depsのスリザークバスターク

スリザーク

スリザークは、連続ドッグウォークを中心とした操作でカバーを攻略するフロッグです。

左右へ首を振らせながら移動し、水面へ波紋を広げてバスへ存在をアピール。

広いヒシモやウィードマットを探りながら、カバーの穴やエッジではスピードを落として誘う使い方が有効です。

バスターク

バスタークはポッパータイプのフロッグ。

水を強く動かしてアピールできるため、広いカバーやフロッグの存在を魚へ気付かせたい状況で使いやすいモデルです。

スリザークでナチュラルに誘う。

バスタークで強く水を動かす。

アクションの異なる2種類をローテーションすることで、その日の魚が反応するフロッグを探すことができます。

木村建太プロのフロッグタックル

ロッドdeps サイドワインダー HGC-70XS/GP ブッシュバイパー
ロッドパワーHEAVY
レングス7フィート
ラインPE65lbをメイン
ルアースリザーク/バスターク

木村建太プロのフロッグゲームを象徴するロッドがHGC-70XS/GP ブッシュバイパーです。

ブッシュバイパーは現在もdepsのラインナップに残るパワーロッドで、ブレイデッドライン50~100lbに対応。

木村プロはPE65lbをメインとする考え方を公開しており、濃いカバー越しに太軸フックを掛け、バスを一気に引きずり出すための強力なタックルを使用しています。

フロッグ自体は繊細に操作しますが、バイト後は別。

魚の重みを確認したら強烈なフッキングを決め、カバーへ潜られる前に主導権を握る。

これがヘビーカバーフロッグで重要となるタックル思想です。

木村建太プロのフロッグゲームを動画で確認

スリザークとバスタークのアクションやフロッグゲームのイメージは、木村建太プロ本人の実釣映像を見ると非常に分かりやすいです。

 

秦拓馬プロ|ガヴァチョフロッグ

木村建太プロとは異なるフロッグゲームを展開するのが秦拓馬プロです。

秦拓馬プロが手掛ける代表的なフロッグがJACKALLのガヴァチョフロッグ

ガヴァチョフロッグはカップを備えたポッパータイプで、ポップ音やスプラッシュを発生させながら魚へアピールできるフロッグです。

一点でネチネチ誘う

秦拓馬プロのフロッグゲームで注目したいのが「短い移動距離で誘う」という考え方です。

フロッグを大きく前へ進めるのではなく、ラインスラックを使って細かくドッグウォーク。

できるだけ同じ場所にフロッグを留めながら、ポップ音とスプラッシュでバスへアピールします。

フロッグを一気に逃がさないことで、カバーの中にいるバスが水面まで浮上してルアーへ追いつく時間を作るイメージです。

小さなカバーも見逃さない

フロッグというと広大なヒシモやウィードマットをイメージしがちですが、秦拓馬プロの釣りでは小規模なカバーも重要なポイントになります。

  • 小さなヒシモの塊
  • 岸際の浮きゴミ
  • ウィードポケット横のカバー
  • 草や植物が作る濃い影

「バス1匹が隠れられる程度」の小さなカバーでも、フロッグを正確に入れて一点で誘う価値があります。

特に岸釣りでは非常に参考になるフロッグ攻略法です。

秦拓馬プロが公開していたガヴァチョタックル

ロッドポイズングロリアス172H ラッシュバーン
リールメタニウムDC XG
ラインPE55lb
ルアーJACKALL ガヴァチョフロッグ

秦拓馬プロがガヴァチョフロッグで公開していた代表的なセッティングが、ポイズングロリアス172H ラッシュバーン+PE55lbです。

172Hラッシュバーンは旧モデルとなっており、現在新品で入手するのは難しくなっています。

また、筆者が確認した範囲では、秦拓馬プロ本人が近年のガヴァチョフロッグ用ロッドとして特定の現行モデルを明言した公開資料は確認できませんでした。

そのため、本記事では実際に公開されていた当時のタックルセッティングを紹介しています。

7フィート前後のHクラスロッド+太いPEラインという基本思想は、現在の琵琶湖でカバーをフロッグ攻略する際にも参考になるセッティングです。

秦拓馬プロのガヴァチョアクションを動画で確認

ガヴァチョフロッグをカバー周りでどのように操作するのかは、秦拓馬プロ本人の実釣動画も参考になります。

 

大西健太プロ|キッカーフロッグ&ポッパーフロッグ

フロッグの使い分けを非常に分かりやすく解説しているのが、琵琶湖プロガイドの大西健太プロです。

大西健太プロが使用するのはエバーグリーンのキッカーフロッグポッパーフロッグ

2種類のフロッグをカバーの濃さや天候によって使い分けています。

キッカーフロッグはナチュラル

キッカーフロッグはドッグウォークや水面の直線引きを中心に使用。

強すぎるアピールを避け、ナチュラルにフロッグを見せたい状況で活躍します。

ポッパーフロッグはハイアピール

ポッパーフロッグはスプラッシュ、波紋、音によって強く魚へアピール。

濃いカバーや、フロッグの存在を魚へ気付かせにくい状況で使用します。

大西健太プロが公開している使い分けは非常に分かりやすく、基本は以下の通りです。

状況フロッグ
薄いカバーキッカーフロッグ
濃いカバーポッパーフロッグ
晴天キッカーフロッグ
ポッパーフロッグ

濃いカバーでは弱いアピールだとバスがフロッグの存在に気付かない可能性があります。

逆に薄いカバーでは、強すぎるアピールによってフロッグを見切られる場合があります。

カバーが濃いほど強く。薄いほどナチュラル。

フロッグ選びに迷った時は非常に参考になるローテーション方法です。

大西健太プロのフロッグタックル

ロッドタクティクス TCSC-72X ピッチンフロッグ
ラインバスザイル PEフリップ&フロッグ 65lb
操作重視時PE55lb
ルアーキッカーフロッグ/ポッパーフロッグ

大西健太プロが当時使用していたロッドはタクティクス TCSC-72X ピッチンフロッグ

XHクラスの強力なロッドですが、ティップが入りやすく、ラインスラックを叩いたドッグウォークやポップアクションにも対応するフロッグロッドでした。

現在ならオライオン ブラックローズが代替候補

ピッチンフロッグはすでに生産終了している旧モデルです。

現在のエバーグリーン製ロッドから同様のヘビーカバーゲームに使用するなら、オライオン OCSC-71H+ ブラックローズが有力な代替候補です。

ブラックローズは7フィート1インチのH+パワーモデル。

ヒシ藻、ヘビーグラス、フローティングウッドチップなど、警戒心の強い大型バスが潜む濃いカバーを攻略するために設計されたパワーロッドです。

旧ピッチンフロッグの正式な後継機種ではありませんが、琵琶湖のヒシモやウィードカバーでフロッグを使用する現行ロッドを探しているなら、有力な候補となる1本です。

大西健太プロのフロッグ理論をチェック

大西健太プロ本人による琵琶湖フロッグゲームの解説では、キッカーフロッグとポッパーフロッグの使い分け、狙うカバー、PEラインの太さまで詳しく紹介されています。

実際のフロッグゲームをより深く知りたい方は、エバーグリーン公式の大西健太プロによるフロッグ解説も参考にしてみてください。

 

 

プロ3人から学ぶフロッグの使い分け

木村建太プロ、秦拓馬プロ、大西健太プロのフロッグゲームを比較すると、同じフロッグでも狙い方が大きく異なることが分かります。

狙う状況参考にしたいプロフロッグ
広いヒシモ・ウィードマット木村建太スリザーク/バスターク
小規模カバーを一点で誘う秦拓馬ガヴァチョフロッグ
薄いカバー・晴天大西健太キッカーフロッグ
濃いカバー・雨大西健太ポッパーフロッグ

フロッグは「ヒシモの上を適当に巻くルアー」ではありません。

広く探すのか。

一点で食わせるのか。

ナチュラルに見せるのか。

強い音と水押しで魚へ気付かせるのか。

狙う場所と魚の状態を考えながらフロッグを選ぶことで、バイトチャンスを増やすことができます。

 

琵琶湖フロッグのおすすめタックル

3人のプロが公開しているタックルを見ると、琵琶湖のフロッグゲームに必要なタックルバランスが見えてきます。

ロッド7フィート前後 H~XHクラス
リールハイギア~エクストラハイギアのベイトリール
ラインPE55~65lb前後を基準
ルアー中空フロッグ

ロッドはH~XHクラス

琵琶湖のヒシモやウィードマットを本格的に攻略するなら、H~XHクラスの強いベイトロッドがおすすめです。

フロッグは中空ボディを潰し、その奥にあるフックをバスの口へ掛ける必要があります。

さらにフッキング後は大量のウィードごと魚を寄せる場面もあるため、一般的なMHクラスではパワー不足になる可能性があります。

リールはハイギアがおすすめ

リールはハイギアからエクストラハイギアがおすすめ。

バイト後に素早くラインスラックを回収でき、フッキング後もカバーから魚を引き離しやすくなります。

PEラインは55~65lbがひとつの基準

今回紹介したプロの実例では、PE55~65lbクラスのラインが使用されています。

木村建太プロは65lbをメイン。秦拓馬プロの公開タックルでは55lb。大西健太プロは65lbを基準に、細かいアクションを重視する場合は55lbを使用しています。

そのため、琵琶湖の本格的なカバーフロッグゲームではPE55~65lb前後がひとつの基準となります。

フロッグはルアーをロストするだけでなく、ラインブレイクによって魚へフロッグを残してしまう危険もあります。

濃いカバーを狙う場合は、極端に細いPEラインを使用せず、ポイントに合わせた十分な強度のラインを選びましょう。

 

琵琶湖でフロッグを投げるポイント

琵琶湖でフロッグを使う場合、まずチェックしたいのが以下のポイントです。

  • ヒシモ
  • ウィードマット
  • 浮き芝・浮きゴミ
  • アシ際
  • ウィードの穴
  • マットのエッジ
  • 小規模なカバー

ヒシモ・ウィードマット

夏の琵琶湖フロッグを代表するポイント。

広いマットを探る場合は、フロッグを連続ドッグウォークさせながら広範囲をチェックします。

ただし、すべてを同じ速度で巻くのではなく、穴、薄くなった場所、マットの切れ目などではスピードを落として誘いましょう。

ウィードの穴

フロッグがマットの上からオープンウォーターへ落ちる場所は絶好のバイトスポット。

穴へ落ちた瞬間にすぐ動かすのではなく、一度止めて魚へ食わせる時間を作るのも有効です。

小さなカバー

秦拓馬プロの釣りを参考にするなら、小さなヒシモの塊や岸際の浮きゴミも見逃せません。

フロッグを正確にキャストし、できるだけ移動距離を抑えて一点で誘います。

特に岸釣りでは、広いマットを探すよりも小さなカバーをテンポ良く撃っていく釣りが有効になることがあります。

 

フロッグの基本的な使い方

連続ドッグウォーク

フロッグの基本となるアクション。

ロッドを細かく動かし、ラインスラックを叩くことでフロッグを左右へ首振りさせます。

重要なのはラインを張り続けないこと。

少し糸フケを作り、その糸フケを叩くイメージで操作すると左右へ動かしやすくなります。

一点シェイク

小規模カバーや「ここには魚がいる」と思える場所では、移動距離を抑えて誘います。

ラインスラックを利用して細かくロッドを動かし、フロッグを前へ進め過ぎないように操作。

バスがカバーの奥からフロッグへ近づく時間を作りましょう。

ストレートリトリーブ

広いエリアを効率良く探りたい場合は、一定速度でフロッグを引く方法もあります。

反応があった場所や、フロッグの後ろで水面が動いた場所を覚えておき、再度キャストして一点で誘う方法もおすすめです。

 

フロッグの合わせ方|早合わせは厳禁

フロッグゲームで初心者が最も失敗しやすいのが早合わせです。

水面が爆発すると反射的にロッドを立てたくなりますが、バイトした瞬間に合わせるとフロッグだけが飛んでくることがあります。

基本は以下の流れです。

  1. フロッグへバイトが出る
  2. すぐに合わせない
  3. ラインスラックを回収する
  4. 魚の重みを確認する
  5. 強くフッキングする

「待ってから全力」

これがフロッグのフッキングで覚えておきたい基本です。

魚の重みがロッドへ乗ったら、H~XHクラスのロッドをしっかり曲げるイメージで強くフッキング。

フッキング後はバスに主導権を与えず、カバーから一気に引き離しましょう。

 

フロッグで釣れない原因

フロッグを動かし過ぎている

バスがフロッグを見つけても、一気にルアーが移動してしまえば追いつけない場合があります。

特に小規模カバーでは、秦拓馬プロのように移動距離を抑えたアクションを試してみましょう。

カバーの濃さとフロッグが合っていない

濃いカバーで弱いフロッグを使うと魚へ存在を気付かせられない場合があります。

逆に薄いカバーで強いポッパータイプを激しく動かすと、魚に見切られる可能性があります。

大西健太プロのように、カバーの濃さによってフロッグのアピール力を変えてみましょう。

早合わせしている

フロッグのバイトは非常に派手です。

しかし、水面が爆発した瞬間に合わせるとフロッグをしっかり咥えていない場合があります。

バイト後はラインを回収し、魚の重みを感じてから強くフッキングしましょう。

タックルが弱すぎる

濃いヒシモやウィードマットでライトなロッドや細いラインを使うと、フッキングが決まらなかったり、掛けた魚をカバーから出せない可能性があります。

本格的なヘビーカバー攻略ではH~XHクラスのロッドと十分な強度を持つPEラインを使用しましょう。

 

まとめ

夏の琵琶湖を代表するフロッグゲーム。

木村建太プロ、秦拓馬プロ、大西健太プロのフロッグゲームを比較すると、同じフロッグでも狙う場所や操作方法によって使い方が大きく異なることが分かります。

  • 広いヒシモやウィードマット:スリザーク・バスターク
  • 小規模カバーの一点誘い:ガヴァチョフロッグ
  • 薄いカバー・晴天:キッカーフロッグ
  • 濃いカバー・雨:ポッパーフロッグ

フロッグは単純にカバーの上を巻くだけのルアーではありません。

カバーの濃さ、狙うスポットの大きさ、天候、バスへルアーを気付かせる必要があるのかを考えながら使い分けることで、フロッグゲームはさらに奥深くなります。

そしてバイトが出たら早合わせせず、魚の重みを確認してから全力でフッキング!

水面が爆発するような強烈なバイトは、一度体験すると病みつきになります。

ヒシモやウィードマットが広がる夏の琵琶湖で、ぜひフロッグゲームに挑戦してみてください♪

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